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地方創生に興味ありまくりな29歳コピーライターのブログ。

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岩崎俊一さんの年賀状のコピー〜ボディコピー研究所1

どうも、こんばんは。ぼーのです。


今夜は、サッカー日本代表のサウジアラビア戦ですね。


しっかり観戦しますよ〜。

ゆるっとしれっと

さて、今日から正式に(?)、新企画をスタートさせます。


「毎週○曜日更新!」とか「○曜日は休みます!」とか、そういった決まりは無しで進めます。


ゆるっと始めて、しれっと終わります。笑


あ、一応昨日の記事載せておきますね。

www.nobo0630.com

伝説のコピーライター岩崎俊一

今回は、岩崎俊一さんの年賀状(郵便局)のコピー。


あまりに有名な広告なので、コピーに関心のある方にとっては今さら感もあるかもしれません。


よろしければお付き合いください。

年賀状(郵便局)

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年賀状は、贈り物だと思う。


たった一枚の、小さくて、うすい紙。
それが年賀状です。
そこには何も入らない。
指輪も、セーターも、シャンパンも入らない。
でも、そこには、あなたを入れられる。
あなたの気持ちを、あなたの言葉を。
あなたの表現を入れることができる。
だから年賀状はすばらしい。
そう思いませんか。
大切な人のもとへ。
一年で、いちばん初めに届けられるプレゼント。

僕が受け取ったメッセージ

このボディコピーで何を伝えたかったのかを考えてみましょう。


僕は率直に


「年賀状って、良いよね。」


というメッセージを受け取りました。


「年賀状には何も入らない」→「でも、あなたを入れられる」という流れが特に素敵ですよね。


年賀状は贈り物だということ。


さらにそれは大切な人へ、自分自身を贈ることができるツールであること。


これらの強烈な意味付けが、「年賀状って、良いよね。」を生み出しているのではないかと思います。

一丁前に構造の話

そして恐縮ですが構造のお話。


まずキャッチで、これから話す内容について定義付けてますね。


年賀状=贈り物」なんだよと。


それによって読み手に「どういうこと?」とクエスチョンマークと好奇心を与える。


ボディの冒頭は、共感を生み出す文章たちです。


年賀状には何も入らない(物理的に)ということは、共感を通り越してもはや当たり前


ただ、誰もが「確かに」と頷ける文章にすることで、最後まで読んでもらえるようにしてあるのではないかと思いました。

鍵を握る頭の4行

読み進めてもらえたら次のステップ。


読み手に「確かに」と思わせて、「でもね」と話し手が本当に言いたいことを伝えています。


このコピー最大の核となる部分「あなたを入れられる。」


なんかこう考えると、最初の4行の重要性がわかりますね


「たった一枚の〜シャンパンも入らない。」の部分。


いきなり「そこには、あなたを入れられる。」から言われても、多分ピンとこないんだと思います。

チョロQ方式

自分が言いたいことからはいったん離れて、それから本題に結びつける。


個人的にそのイメージとして、チョロQが浮かびました。

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前に進むために、車体を後ろに引いてゼンマイを巻く感じ。


小さい頃僕もよく遊んでいました。


僕はパキパキいうところまでゼンマイを巻いていました。そんでお風呂で走らせるのもまた楽しかったな〜。


…とチョロQの話はいいとして。笑


このコピーの方式を、チョロQ方式と名付けましょう!




考えることが重要

チョロQ方式が生まれたところで、今回の考察はこれまでとします。


僕の考察が的を得ているのかはわかりません


ただコピーライター養成講座では、正解不正解は別として、自分なりに考えを巡らすことが重要だと習いました。


まぁ、的を得ることに越したことはないんでしょうけど。


ということで。また次回、お会いしましょう。←


↓参考文献↓

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