どうも、こんばんは。ぼーのでございます。
三連休、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
こちら東京には台風がお越しくださいました。
うぇるかむ!
ボディコピー⑤
さて、今日もボディコピーに迫っていきましょう。
今回は、山口広輝さんが手がけたクロスカンパニーの広告。
レディースブランド「earth music&ecology」の広告です。
クロスカンパニー
男のコの
カワイイは、
アテにならない。
洋服を選ぶ時、男のコよりも同性の目が気になる。
近頃そんな女のコが増えています。(あなたはどうですか?)
表面的なかわいさだけではNG。
その服の裏側にある考え方やスタイルにまでこだわりたい。
キビシイけれど確かな“女のコの目線”は
私たちがずっと大切にしている”服作りの目線”でもあります。
おかげさまでアースは10周年。
これからもカワイイ服で女のコを応援します。
手書きスキャン
さてさて。今回も用意しました、こちら。
コピーをA4用紙に写し、そして気がついたことを好き勝手書いていくコーナー。笑
まじでiPad Proが欲しすぎるので、今度polcaで募ってみようかな…なんて考え中。
そんな甘かないか。。
↓「polca」についてはコチラ↓
www.nobo0630.com
何を伝えたいのか
この広告は、一体何を伝えたいのでしょうか。
僕は、アースのこれまでとこれからを感じました。
「強いこだわりを持って服を選ぶ女のコのお眼鏡に叶うよう、自分たちも強いこだわりを持って服を作ってきた。結果10年を迎え、これからも今まで以上に良い服を作っていく。」
そんなメッセージを受け取りました。
気がついたこと
キャッチーな導入
キャッチコピーとボディコピーの導入(1〜2行目)がめちゃくちゃキャッチーです。
「男のコの〜どうですか?)」のつながりが本当に見事。
意外性のある内容に、好奇心をくすぐられる感じがしませんか。
どういうこと?って、先を読みたくなりませんか。
なりますよね。笑
「〜の子」ではなく「〜のコ」
キャッチコピーにもありますが、「〜の子」と書けるところが、全て「〜のコ」と表記されています。
「子」という文字が子どもを連想させてしまうこと、そしてレディースのブランド広告だけに、柔らかさや可愛らしさを演出することが、主な理由ではないかと考えています。
表と裏
表面的なかわいさだけではNG。
その服の裏側にある考え方やスタイルにまでこだわりたい。
そしてこの部分。実際に書き込みましたが、「表と裏の対比」がなされてますね。
服の裏側へのこだわりを伝えるため、そしてその印象を強めるために対比があるのだと思います。
受け手主義の姿勢
毎度参考にしている『何度でも読みたい広告コピー』の中にあったのですが、この広告はアースの10周年記念広告として発注されたものだそうです。
ただ、コピーライターの山口広輝さんは、それは消費者にとってはどうでもいい情報だと、後ろから2行目にさりげなく入れることにしたのです。
情報の受け手になる人の気持ちを想像することの重要性を、改めて学びました。
何度も読みたい広告が詰まっていてなおかつ、広告の裏側がわかるこの本。
みなさんもぜひ。
↓参考文献↓