高卒プロ2年目、6月のヤクルト戦。
相手打線に打ち込まれ、5回途中6失点でノックアウトを喫した。
「しゃーない」「肩痛かったし」などと、いつもように言い訳しながら宿舎へ戻る。
しかしその夜。
「やばいこのままじゃ1軍半とか2軍の選手で終わっちゃう」「何か変えなきゃいけない」と、ふと危機感に苛まれた。
そこで。
まずは40歳でリストラされて無職になった、絶望的な自分を想像した。
そして、そこに神様が現れて「1回だけチャンスあげるから20歳のときに戻っていいよ」と過去に戻ってきた、という設定で生きることにした。
心を入れ替えたダルビッシュは、翌日から練習の取り組み方や栄養に関する勉強をスタート。
結局、そのシーズンは12勝5敗の成績を残し、チームの日本一に貢献した。
Get Sports大好きです。
これは1年以上前のGet Sportsで、ダルビッシュ自身が話していたこと。
「40歳から20歳に戻ってきたら、誰でも努力するじゃないですか」と、当時ナビゲーターを務めていた稲葉篤紀氏に言っていた。
努力して結果に結びつける、という行動力はもちろん、それを支える想像力も流石だと思わされた。
行動力と想像力。
以下は完全に、自戒のために書くけど
結果を残すためには、ただ闇雲に行動すればいいというわけではない。
上手くいかない仮説を立てる。上手くいくよう想像する。
行動力と想像力、その両輪をしっかり動かすことの重要性を感じた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
スポーツは、こういう側面もたまらないんですよね。