0→1(ゼロカライチ)

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【コパ・アメリカ】局面を打開したのは「個の力」。宿敵アルゼンチンを圧倒したブラジルが決勝へ。

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南米選手権コパ・アメリカ。今朝は準決勝が行なわれた。


開催国ブラジルとメッシ率いるアルゼンチンという、注目の好カード。


DAZNでは、実況が下田さん、解説が戸田さんという黄金タッグで観戦することができた。

スタメンのイメージ図。

両チームのスタメンは、以下の通り。

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ブラジルは、カゼミロが出場停止から復帰。また、左サイドバックにはアレックス・サンドロが起用された。


対するアルゼンチンは、メッシ、アグエロ、ラウタロという前線3人の攻撃力を活かす布陣。攻守両面にとにかく走るアクーニャとデパウルの両インサイドハーフがチームを支える。

両者、手堅いゲームの入り。

序盤は、両チームともにしっかりとした守備組織を形成する堅い展開となった。


アルゼンチンはまずしっかり中央を固めながらも、ブラジルのサイドバックにもアクーニャとデパウルがきっちりアプローチ。相手の自由を奪う守備をかたちにできていた。また、チームでは守備を免除されがちなアグエロやメッシも、この日は高い守備意識を持っていたように思う。

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対するブラジル代表は、攻撃時4−2−3−1気味になるものの、アルゼンチンがボールを持つとコウチーニョが下がり4−1−4−1のブロックを形成。アンカーに入るカゼミロ、またセンターバックのチアゴシウバマルキーニョスを中心に、アルゼンチンの攻撃陣に対抗していた。

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こじ開けた「個の力」。

そんなタイトな状況の中、前半19分に先制点が生まれる。カギとなったのは、「個の力」だ。


クリアボールを拾ったアウヴェスが、巧みなボールコントロールでアクーニャを置き去りに。お次は中へ持ち込み、右サイドにポジションを取っていたフィルミーノへパスを出すと見せかけ、パレデスを滑らせる。飄々と2人を外し、相手LSBのタグリアフィコも引きつけたところで、フィルミーノへノールックパス。フィルミーノのワンタッチのクロスを、中で待っていたジェズスがゴールへと沈めた。

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前回のパラグアイ戦でも、抜群の存在感を放っていたキャプテン。今回は、決定的な仕事をやってのけた。

ブラジルのRSBに、アウヴェスあり。

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この試合を通して、アルゼンチンはアウヴェスに手を焼いていた印象だ。


シンプルに、ボールを失うことがない。また技術に相当自信があるのか、簡単なクリアもしない。一列前のアルトゥールとの距離感や呼吸も抜群で、アルゼンチンの激しいプレッシングも潜り抜け、無力化してしまう


前回もここに書いたが、PSGからの退団を明言している彼が、今夏どこへ行くのか注目だ。確実に、この大会でさらに評価を上げているだろう。


追加点も「個の力」から。

ブラジルが先制してから、アルゼンチンは攻撃の意識を高めたように思う。メッシはしきりに中盤まで下がり、後ろからボールを引き出す。29分には、メッシのFKからアグエロがヘディングシュート。ボールは弧を描いてバーを叩くものの、ここまで大会を通して無失点というブラジルのゴールラインを割るには至らない。

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迎えた71分、またしても「個の力」が、試合を動かした。


チアゴシウバのクリアボールに反応したジェズスが、ハーフウェイラインからドリブルを開始。少し長めのボールコントロールになったものの、おかげでペッツェーラを剥がすことに成功。横からカバーリングに入ったオタメンディもスプリントでぶち抜き、中央“どフリー”で待つフィルミーノへラストパス。これをフィルミーノが難なく沈め、決定的な2点目が記録された。

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ボールを動かすのは「個人」である。

このままスコアは動かず、2−0で終了。


ブラジルが「個の力」を見せつけ、ファイナルへと駒を進めた。組織としては悪くなかったアルゼンチンだが、局面のところでやや後れを取った印象である。


サッカーはチームスポーツだと、戦術あってこそだと、ここまで僕は理解できてきたつもりだった。しかし今日の試合を通じて、チームを形成する「個人」の重要性を思い知らされた。結局ボールを動かすのは、個人なのだ


コパ・アメリカの醍醐味じみたものを味わい、ファイナルでも良い試合を期待している。DAZNでしっかり観戦し、ここに記しておこうと思う。

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