どうも、こんにちは。
僕は現在フリーランスとして生きていますが、ちょっと前までは会社員でした。
今日は僕が会社員をやっていた頃に抱いた疑問について書こうと思います。
疑問抱きまくり
僕は、主に地元紙の営業として働いてました。
いわゆるセールスマンと呼ばれるものでした。
退社の決定的な理由は「他にやりたいことがあった」ということでしたが、そこには「さほど営業に、そしてその会社に魅力を感じていなかった」ということも含まれています。
まぁ、1年半で何がわかるのかと思う方もいらっしゃることでしょう。それは仕方ない。
ただ、会社というコミュニティには1年半疑問を抱きました。抱きまくりました。
そしてそんな疑問を抱きまくってるところにはいつまでも居られないとも思いました。
退社についての話は、こちらを呼んでいただけると嬉しいです。
なぜスーツを着なければいけないのか
まずは服装についての話。
なぜ毎日毎日ワイシャツを洗濯してアイロンをかけて、それを着なければならないのでしょう。面倒です。
なぜネクタイなんか締めなければならないのでしょう。首元が苦しいです。
スーツなんて、別に着心地の良いものではありません。
僕が思うにサラリーマンがスーツを着る理由は、「みんなが着ているから」です。
スーツという身なりが、文化として定着してしまいましたが、業務に直接関わるのはスーツ屋さんの店員くらいじゃないでしょうか。
商品としてスーツがどのように見えるのかを、動くマネキンとして着る。
それならスーツを着る理由として合点がいきます。
サラリーマンがスーツを纏う理由がわかりません。
その業務にスーツは本当に必要でしょうか。
たまにシワシワになって、ネクタイが緩んで、スーツ姿でだらしなくなっている人がいますが、そんな人は自分の服装に愛着がないのです。
僕は着たくもないものを無理して着ているからこそ、だらしなくなると思っています。
ところでスーツでだらしなくなると、余計だらしなく見えるから面白いですね。
なぜ上司の機嫌を取らなければならないのか
社会人になって、「ヨイショ」という言葉を身を以て学びました。
僕のすぐ上に上司を持ち上げるのが上手い先輩がいて(「上」が多いな笑)、その対応が良しとされていました。
お前もヨイショをやってみろ、なんて言われたりもしました。
その先輩曰く、上司を気持ちよくさせることも業務の一つだと言っていました。
そしてそれは上司のためでもあり、自分のためでもある、とも。
上司の機嫌が良くなれば、職場の雰囲気が良くなって、自分も働きやすくなる、と言っていました。
…まじか。と。
ヨイショなんて、アドラー心理学を信じる僕にとって苦手中の苦手です。無縁中の無縁。
上司の機嫌なんて、僕の課題ではない。関係ない。そんな人関与したくない。
回りに回って僕の課題になる?その前に上司の機嫌を取るという自分を曲げる行為が、すでに僕の課題となっている。
うん。当時もそんな風に思っていました。
上司がいない場所に行きたいと思いました。
まぁ、その上司との相性もあったんでしょうけど。
なぜやりたくないことをやらなければならないのか
普段の業務にも、疑問を抱きました。
だったらハナから入社すんなよって話ですけど笑
当時の僕には入社しないという選択肢がなかったのでね。
こういった意味でも、大学時代もっと考えて生きれば良かったとか思いながら。
さて、僕は営業だったのですが、そのプロモーションの仕方に疑問を抱きました。
新聞という商品を売り込むには、キャンペーンが弱いのではないかと。
まぁそれだけではないんですけど。
仕方ないことなんですけど、僕が考える売り方とはだいぶ違ったんですよね。
僕が消費者の立場なら買っていないよな〜と思いながら売っていました。
「いただく」ということに合点
僕は会社員としての1年半を通して、会社員とは、こういった疑問や不満と引き換えに、仕事や給与をいただいているんだなと合点がいきました。
今フリーとして生きてみて実感しているとも言えます。
フリーで稼ぐということは、会社員時代と比べると大変です。
自分がやらなければ生きていけません。
しかし会社に入ってしまえば、会社の言う通りに動けばいいのです。
よっぽどのことがない限り、お金を受け取ることができます。
この辺りは一長一短なんだな〜と最近気が付きました。
アイデンティティとバイタリティ
今のところ、再就職の予定はありません。
環境を大きく左右する重要な人間関係は、いわば運です。
会社に入る前に、まず1ヶ月くらい社員さんと触れ合ってみてから試験を受けるかどうか決める、なんてことはできません。
もちろん素晴らしい人に出会える可能性もありますが、それはくじを引くようなものです。
これからそんなリスクの高いことはしたくないと思っています。
1年半の会社員生活を通して、僕は働くということに、自分のアイデンティティや、それによるバイタリティを感じたいと思いました。
そこに気がつくことができたという意味では、会社員生活は、決して悪いものではなかったのかもしれません。
…なんかちょっぴり悔しいけど。笑