ブログを運営していると、「自分の記事がバズったらいいなぁ」なんて思うこと、ないだろうか。
しかし、バズることを目的とするのは、”ちょっとちがう”のかなと思っている。
「バズる」とは
動ラ五(四)]《「バズ」の動詞化》俗に、ウェブ上で、ある特定の事柄について話題にする。特に、SNSを通じて多人数がうわさをしたり、意見や感想を述べ合ったりして、一挙に話題が広まることを指す。
(「バズる」コトバンクより)
あらためて「バズる」とはこのような意味だ。
では、バズることを目的とすることが、なぜ”ちょっとちがう”と感じるのか。
それはコピーライター養成講座で聞いた、篠原誠さんの話が大きく影響している。
篠原誠さん
篠原さんは、電通のコピーライター。
現在CM界を席巻している「au三太郎シリーズ」の生みの親である。
また、「海の声(桐谷健太)」や「やってみよう(WANIMA)」など、作詞家としても活躍。
僕はコピーライター養成講座の、特別対談を聞いた。
バズについての意識
「バズは意識するか」という質問が寄せられた時の、篠原さんの回答がこちら。
バズはそこまで意識していない。マイクの性能が上がったな、声が届くようになったなくらい。バズは基本的に、良い広告を作った時に結果としてついてくるもの。みんな上手く歌うことを目標にしている。誰も「エコー起こすぞ」と思って歌わないでしょ。
良いものを作った時に結果として、バズが付いてくるのである。
そしてその例えとして、エコーを起こすのではなく上手く歌うことを考えている、と表現していた。
流石、である。
今後のブログ運営に生かそう
僕も、今後ブログの運営を続けて行く上で、このような気持ちを持ちたいと思った。
バズを狙うのではなく、まずは良いと思えるものを作ろう。
バズは、良いものを生み出すことができれば、自ずと付いてくるものなのだから。
バズを狙うことが悪いことだとは思わないけれども。
ただ、こういった考え方もあるのだということ。バズについて、少しでも参考にしていただければ。