どうも、ぼーのです。
こちら関東では梅雨入りしたそうです。
確かに最近曇りがちですが、気温に関しては二重丸です。
ちょうどいい。過ごしやすい。
大学時代のアルバイト
大学時代に、僕は飲食店でアルバイトしていました。
そこで僕らアルバイトたちに、仕事の指導をしてくれていた女性がいました。
その方は仕事に対して真面目で、みんなの面倒見もよく、すごく良い人でした。
プライベートでもめちゃくちゃお世話になりました。
ただ、彼女の指導で一つだけ、引っかかる部分があったのです。
クレームになるから
それは、「クレームになるから〇〇はしないで」というような指導です。
このワード、僕も言われましたし、他のアルバイトが言われているのもよく聞きました。
なんというか…この考え方が、僕は当時から引っかかっていました。
僕らはクレームを防ぐために働いているのでしょうか。
自分たちの飲食店に来店されるお客様は、クレームを言うために来ているのでしょうか。
違いますよね。
幸せをアシストすること
お客様は、幸せを求めに来店されます。
美味しい料理を味わうため。大切な人と時間を過ごすため。
それぞれの大きさやかたちは違えど、わざわざ飲食店に足を運ぶという根底には、幸せを求める気持ちがあります。
僕ら従業員は、その幸せのアシストをすることが仕事です。
それは接客や料理で、もてなすこと。
お客様の幸せを考えることが仕事でした。
自分本位なスタンス
にもかかわらず、「クレームになるから」という極めて自分本位なスタンスが引っかかりました。
いや、言いたいことはわかります。
お客様をクレームが言いたくなるような気持ちにしてはいけない、とか。
クレームになると言うことで脅迫チックにアルバイトを正していく、とか。
100%間違った指導だったとは思いません。
ただ僕にとって、引っかかる部分があったっていう話です。
お客様のため
繰り返しになっちゃいますが、これってめちゃくちゃ自分本位な考えだと思いませんか。
自分らがクレームを受けないために行動を選択しろ、と指導しているようなもんです。
てか僕自身は、そのように解釈しました。
行動の選択基準がズレているような気がしました。
この場合の基準は言うまでもなく、お客様ですよね。
「最低限」のスタンス
「〇〇しないように〇〇する」というスタンスでは、最低限の成果しかあげられないと思います。
その「ライン」を下回らなければいい、「ハードル」を超えられればそれでいい、みたいな。
もっと上を目指せるのに。もっと高く跳べるのに。
この最低限のスタンスは、可能性を制限しているように感じられました。
だから僕にとって、アルバイトをしていた大学時代から今に至るまで、引っかかり続けている部分なのだと思います。