どうも、こんばんは。ぼーのです。
華の金曜日、いかがお過ごしでしょうか。
ちなみに僕は、部屋着である青いアディダスのパーカーを着てキーボードを叩いています
ボディコピー研究所10
さて、今日はボディコピー研究所をやっていきましょう。
最近徐々にライターの仕事をさせてもらう機会が増えてきてすごくありがたい話なんですが
まだまだ自分には至らない不安な部分がありすぎるので
そんな不安を解消するためにも、広告コピーをしっかり味わいたいと思います。
今後も。地道に。
ANA
今回は高崎卓馬さんのANAの広告です。
ここ1年くらい僕が感じていることが書いてあり、めちゃくちゃ共感できました。
何もしなければ何も起きない。
行かなければそこはやってこない。
飛び出さなければ世界は変わらない。
すべてのひとの心に翼はある。
使うか、使わないか。
世界は待っている。
飛ぶか、飛ばないか。
海をこえよう。
言葉をこえよう。
昨日をこえよう。
空を飛ぼう。
ココロノツバサ。
サブイボでた
これを初めて読んだ時、めちゃくちゃ鳥肌が立ちました。
本当にズバッとど真ん中ストレート153キロ、みたいな。
でもなんか、憎たらしくないんですよね。本質を突いてるのに。
極めて個人的な感想だけど、爽やかな印象が感じられるコピー。
そういうところが153キロなんです
160キロじゃない。←伝わると嬉しいな。笑
何を伝えたいのか
このコピーは、ANAが提供するサービスの先にある人生の大きな可能性を感じさせます。
結局、自分次第で何でもできるし、逆に言えば何にもできない。
そんな人生の本質を言うことで、その中でのANAの存在意義や人生で抱くべき希望を伝えているのだと思います。
僕はそう感じました。
ひらがなと漢字のバランス
そしてコピーの表記に触れましょう。
すべてのひとの心に翼はある。
まず4行目、「すべて」と「ひと」がひらがなになってますね。
海をこえよう。
言葉をこえよう。
昨日をこえよう。
そして終盤の3行「こえよう」もひらがな。
一応このボディコピー研究所も第10弾を迎えてちょっとわかってきましたが、これらがひらがなの理由は、漢字とのバランスを考慮しているからです。
強調したいワードにしっかりスポットライトを当てるため、なんですよねきっと。
全ての人の心に翼はある。
と
すべてのひとの心に翼はある。
どうですか。全然見え方が違いますよね。
ひらがなの方が、「心」と「翼」というキャッチコピーにもなっているキーワードがはっきり見えるのではないでしょうか。
ココロノツバサ。
そして最後のキャッチコピー。
これはなぜ「心の翼。」ではなく「ココロノツバサ。」なのでしょう。
僕は、「翼」を強調するためではないかと考えます。
別の「翼」で試して比較してみましょう。
「背中の翼。」と「セナカノツバサ。」。
どうですか。イメージとして。
比べてみると、前者には背中がちらつきませんか?(背中がちらつくってなんだ笑)
対して後者は、しっかり翼にイメージがいく感じがしませんか?
…僕はします!笑
爽やかに本質を捉えているコピー
翼にイメージを持ってくることで、より希望あふれる爽やかなコピーになっていたのだと思います。
そして繰り返しになりますが、コピーの内容はめちゃくちゃ人生の本質的な部分に迫っている。
さらに、ANAが持つ可能性にもしっかりアプローチしている。(偉そうにすみません)
総じて
めちゃくちゃ好きです!このコピー!
ってことでまた次回ね!笑
↓参考文献↓