どうも、ぼーのです。
今回はサッカーファンとして取り上げないわけにはいかないニュース、日本代表ハリルホジッチ監督解任について書いていきたいと思います。
解任に関して僕の個人的な感想はどちらかと言えば残念だった、という感じでした。
ハリルサッカーと日本代表
まず、ハリルホジッチが掲げ続けてきた、言うなればフィジカルを中心としたスタイルは、はっきり言って今の日本人選手には合っていなかったように思えました。
僕はアギーレから引き継いだ直後から思っていて、また「縦に速く」や「デュエル」というキーワードたちはいずれも世界のスタンダード。
「ハリルホジッチが目指しているのって、世界の普通じゃね?」とずっと思っていました。
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またこの記事で僕は「ハリルのサッカー嫌いです」とか言ってますが、単純に好みではなかったということも事実です。
ハリルの強み
しかし、田嶋会長の会見後に某有識者がおっしゃっていたように、ハリルの1番の強みはスカウティング(分析力)にありました。
すなわちW杯出場を決めた最終予選ホームでのオーストラリア戦のように、相手の戦術をじっくり細かく研究し、緻密な戦術を練ること。あの試合はハリルジャパンでのベストゲームだったと認識していますが、
時間をかければしっかりとチームを勝利へと導いてくれる監督だと思えただけに、W杯での戦いっぷりを見られないのは残念です。
W杯出場を決めた後の親善試合(対ブラジル、ベルギー、マリ、ウクライナ)は、結果・内容ともに良くなかったと思いますが、あのオーストラリア戦がなんとか希望を持たせてくれていました。
僕の見解をまとめると
ということで都内在住25歳男性サッカーファンの個人的な見解をまとめると
ハリルの掲げるサッカーは「世界の普通」のように感じられ、日本がW杯で勝ち抜くサッカーではないと思っていた。(また個人的に好きなサッカーではなかった。)
しかし采配面では一周回って希望を持てていた。
そのため今回の解任は冒頭に書いたように、どちらかと言えば残念、といったところ。
まあ、はっきり言ってあまり期待はしていませんでした。
みんなは期待できていた?
連日Twitterでは日本サッカー協会を叩くような声が多く感じられますが、叩いている皆さんはそれだけハリルジャパンに期待していたと捉えていいのでしょうか。
ハリルのサッカーならW杯を戦える!勝てる!と思っていたのでしょうか。
…Twitterを眺めていると、なんだかそういうわけでもなさそうですね。
重要なのは「検証」説
ハリルホジッチを擁護している訳ではなく「たとえ負けるとしても、ここまで積み上げて来たものがちゃんと機能するか本番でちゃんと確かめたい(のに機会を奪われた)」というのが正しいですかね。ブラジル大会の反省からこれまでがあるわけで。擁護派よりも、「ちゃんと検証したい派」って呼んで欲しい。
— ぺこ (@pecojpn) 2018年4月10日
いろんな意見が飛び交う中で、僕がもっとも納得できたツイートです。なるほどと思いました。
ブラジルW杯の敗戦後としてのロシアW杯、そして長い目で見たときの日本サッカーを考えたときに、この解任はマイナスになると。
僕はそう解釈し、今大会のことしか考えられていなかった自分を反省しました。
このツイートを見ると、現在戦術的に多少無理があるように見えても、ハリルでW杯を戦うべきだったのかなと思えます。
結局捉えかた
世界的に、W杯本大会を戦った結果によって、その時点まで積み重ねてきたことが正しかったのか「答え合わせ」をすることが定石とされています。
今回の日本代表は、その「答え合わせ」がやや早いタイミングで来てしまったパターンでしたが、ここはひとつの答えがしっかり出たと捉えましょう。
確かにブラジルW杯後のこの4年間は、効率的ではなかったと言えます。
しかし、だからと言って「この4年間は無駄だった」と考えてしまうことが、僕はそれこそ無駄なんじゃないかと思います。
今考えるべきことは、誰が悪いんだとか責任はどこだとかじゃなくて、これからどうするべきなのか。
W杯2ヶ月前に監督を解任したという今回の事実をしっかりと胸に刻み込み
今後の西野ジャパンの戦い、また日本サッカー協会の取り組みに注目していきたいと思っています。