どうも、ぼーの(コピーライター) (@nobo0630) | Twitterです。
私、今月でコピーライターを名乗りだして1年になります。
今日は、僕のコピーの師匠とのやりとりの中で見出した観点をお伝えします。
言ってもいいけど…
「ぼーの(仮)のコピーは、〈言ってもいいけど言わなくてもいいコピー〉なんだよね。」
最近師匠から言われた、印象的だった言葉。
言ってもいいけど言わなくてもいい。
抽象的で当たり障りがない。つまり、思考が浅いという指摘でした。
思考の深さ
「お前は思考が浅い」と言われても、正直自覚がありませんでした。
何なら、「自分はよく考えられている」とさえ思えていた。
…ええ。一番の重症です。笑
そうして自信ありげに、師匠にコピーを見せても「うーん」と返される日々。
「お前のコピーは浅い」と言われてしまう。深く考えるとはどういうことなのだろうか。どこまでいけたら「深い」のだろうか。思考の幅や深さも可視化できたらいいのにな。
— ぼーの(コピーライター) (@nobo0630) 2018年6月6日
いつしか、こんなことを思っていました。
2つの「項目」
思考の深さは可視化できない。
ならば、自分の中で良いコピーを書くための「項目」を作ろうと思いました。
僕にとっての思考を深める目的は、あくまでも良いコピーを書くことですからね。
そしてその「項目」は2つありまして
- その商品でないと言えないことか
- 僕が言わないといけないことか
どういうことか。
その商品でないと言えないことか
例えば、私ぼーのを商品とした時に
「宮城県出身の男。」なんてコピーじゃ売れない。
宮城県出身の男性なんて、めちゃくちゃいるから。単純に。
「ミスチルとサッカーをこよなく愛する、宮城県出身コピーライターブロガー。」
非常に雑ですが(笑)、ここまで言うと僕の言葉になる。
その商品以外でも言えてしまう言葉では、曖昧なイメージになってしまうのです。
僕が言わないといけないことか
これは、わざわざ僕が言わないといけないことか、ということ。
誰もが考え付くような言葉は、その時点で強い言葉にはなり得ないのです。
もちろん、他人の頭の中を覗くことはできませんから
想像力を働かせ「ここは言わなくてもいいな」と考える。
それだけで、価値のある言葉を生み出しやすくなると思います。
若干の手応えアリ
僕はこの2つの考え方をつかむことができてから、コピーを考えやすくなりました。
表現の面など、まだまだ課題は山積みですが、自分の中で前進できていると思っています。
…そう思い込むことが大切ですからね。笑
方法と目的を見極め、これからも生きていきたいと思います。
ところで、明日からサッカーW杯が開幕しますね。
サッカー好きの皆さん、共に楽しみましょう!
W杯についての記事も、そのうち書くと思います!