先週、イングランドのプレミアリーグがついに開幕。
今シーズンもサッカーブログを書いていこうと思う。
その理由は、好きだからである。
今季もトフィーズサポ
ぼくは今年で海外サッカー観戦歴13年目を迎える。
ウェイン・ルーニーの熱烈なファンであるぼくは、昨シーズン、ユナイテッドサポからエヴァートンサポに移籍。
「ビッグ6以外」のチームを応援することの楽しさを知り、ルーニーがアメリカに去った今シーズンも、エヴァートンを応援することにした。
第1節ウルヴス戦
ということで今回は、ウォルヴァーハンプトンのHOMEでおこなわれた開幕節のレポート。
両チームのスタメンはこのようなかたち。
シーズンの初戦ということもあったのか、互いに守備ブロックをしっかり形成する、終始タイトなゲームとなった。
両チームともビルドアップに難あり
そこで鍵になると思ったのは、後方からのビルドアップ能力。すなわち、GKとCBの足元の技術、およびパス精度である。
がしかし
両チームとも、その能力を発揮することができず、なかなか良いかたちでボールが回らない。
味方を狙ったロングボールがタッチラインを割るというシーンを何度も見た。
ジャギエルカの退場、そしてネベスの同点FKへとつながったファウルも、ジャギエルカのコントロールミスが原因。
ぼくは試合を観ながら、後方から巧みにボールを捌くフンメルスやボヌッチ、ピケの姿を夢見ていた。
ホルゲイトが見せた可能性
ジャギエルカが退場を告げられると、エヴァートンの新監督マルコ・シウヴァはシグルズソンに代えてホルゲイトを投入。
下の図のような4−4−1になる。
スクランブルの投入となった背番号2だが、ジャギエルカにはなかった効果的な縦パスを何度か披露。
昨シーズン、サイドバックも経験したことが大きいのだろうか。
相手にシュートまで持っていかれたクリアミスなどはあったが、今後が楽しみになるプレー内容であった。
エヴァートンでレギュラーをつかむことができれば、イングランドを代表するDFになれるだろう。
新加入リシャルリソン
そしてトフィーズサポとして語らないわけにはいかないのが、この試合2得点を決めたリシャルリソンである。
今夏、マルコ・シウヴァがワトフォードから連れてきた21歳に支払われた移籍金は、なんと4000万ポンド(約58億5000万円)。
ブラジルA代表でのプレー経験もない選手としては、破格の移籍金なのではないかと思われたが、さっそく真価を見せつける結果となった。
サッカーIQの高さ
そのプレーには、非常にインテリジェンスを感じた。
味方と相手の状況、ボールの位置によって定めるポジショニングが的確で、守備ブロックにもしっかり加わる。(この試合、右サイドのウォルコットの守備も効いていた)
また印象的だったのは、後半カウンターを受けたシーン。
セントラルMFゲイェが敵陣に倒れて戻ってこないとき、リシャルリソンはサイドから中央にポジションを移し、危険なゾーンをしっかり埋めていたのだ。
結局、痛がっていたゲイェが遅れて戻ってきて、ことなきを得たというシーンであった。
ボールを持った姿
ボールを持ったときは、基本的にはシンプルに味方にボールを回していた印象。
またドリブルはスピードでぶち抜くというタイプではなく、タイミングや緩急で抜いていくタイプで、その姿はレアル・マドリーのイスコを彷彿とさせた。
イスコほどビルドアップに顔を出すわけではないが、イスコよりもしっかり左サイドにポジションを取り、守備もサボらない。
非常に、今後が楽しみな選手である。
次節はホーム開幕戦
一度はエヴァートンが逆転したものの、追いつかれてドローとなったゲーム。
35歳のキャプテン、ジャギエルカの退場が尾を引く印象となってしまった。
とはいえ、まだシーズンは始まったばかり。
次節、吉田麻也が所属するサウサンプトン戦で、今季初の勝ち点3をつかみたいところである。
↓サッカー観戦がより面白くなる!オススメの一冊↓