今日は、サッカー素人によるサッカーブログ。
プレミアリーグ第5節、エヴァートンvsウェストハムの一戦についてお送りする。
ウェストハム戦
エヴァートンvsウェストハム
1−3
アンドリー・ヤルモレンコ(前半11分)
アンドリー・ヤルモレンコ(前半31分)
ギルフィ・シグルズソン(前半47分)
マルコ・アルナウトヴィッチ(後半16分)
結果として、AWAYウェストハムに今季初勝利を献上してしまったゲーム。
スタメンはこのようなかたちになった。
前節と比べ、エヴァートンは変わらず4-2-3-1だったが、対するウェストハムは4-1-4-1(前節は4-4-2)のような布陣。
エヴァートン対策をしっかり練ってきた印象だった。
今節も後ろに引かれ大苦戦
後ろを固めるハダースフィールドに苦戦した前節のエヴァートン。
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(前節のマッチレビューです。時間があればご一読ください。)
今節は、ウェストハムも同じようなかたちを敷いてきた。
ハダースフィールドの5バックとは違ったが、MFノーブルが2ラインの間に立ち、CBが出ていったスペースを素早く埋めていたのだ。
また、エヴァートンのビルドアップにも問題があった。
たとえば、右サイドにボールがあるシーン。
相手ブロックの外側に、6人(水色にした選手)もいるのだ。しかもその外側の6人からは、効果的な縦パスはほとんど入らない。
ウェストハムのペジェグリーニ監督にとっては、プラン通りだっただろう。
ヤルモレンコが立て続けに2得点
ビルドアップに苦戦していると、前半11分に相手のショートカウンターから先制点を献上。
その20分後には、またしてもビルドアップのミスから追加点を許す展開。
いずれのゴールも、この試合スタメンで起用されたFWヤルモレンコの左足から生まれた。
2失点目は、ズマとディニュの2人で対応しながら、左足のシュートコースを空けてしまったのが悔やまれるが…あのシーンを作ってしまったことを悔もうと思う。
エヴァートンはシステムを4−1−3−2に
2失点を喫したマルコ・シウヴァは、前半終了のホイッスルを待たずして、1枚目の交代カードを切る。
前半44分、ボランチのシュネイデルランに変え、2列目を主戦場とするMFベルナルドを投入。
ベルナルドを左サイド、ルーウィンをトップに回し、ゲイェ が1ボランチ気味になる4−1−3−2になった。
図にするとこのようなイメージ。
この交代カードは、さっそく効果を発揮。
単純に前線に人数が増えたことで、相手ディフェンスに混乱をもたらし、相手陣内でボールが回り始めた。
そしてベルナルド投入から3分後、DFケニーのクロスからMFシグルズソンがヘディングでゴールネットを揺らす。
ベンチに引き下がるエヴァートンの選手の背中には、希望を見いだすことができた。
反撃したかった後半
迎えた後半。
立ち上がりは、4−1−3−2のシステムを活かし、右サイドバックのケニーから効果的な斜めのパスが入るシーンもあった。
しかし、俗に言う「一瞬の隙」をつかれ、アルナウトヴィッチにゴールを許してしまう。
あのシーン、エヴァートンの右サイドバックがコールマンならシュートコースに入っていたのだろうか…と思ったのは、筆者だけではないはずだ。
この失点が、後半16分で万事休す。
ディニュのクロスから途中出場のFWニアッセがバーを叩くシーンもあったが、チームとして機能したシーンはかなり少なかった。
第5節を終えて。
前節のハダースフィールド戦、そして今節のウェストハム戦を通して、「エヴァートン対策」がかなり顕在化されてしまっているように思う。
相手の前線からのプレッシングを、後方の数的優位で上手くいなして敵陣のスペースを活用していたシーズン序盤。
しかし、その相手チームの前線からのプレッシングが、ほとんど見られなくなり、後ろのスペースを埋めるようになっている。
ウェストハムは、前節とはサッカーが違っていて、明らかにエヴァートン対策を練ってきたと言える。
この状況を、マルコ・シウヴァはどう改善するのだろうか。
そして、次節はいよいよビッグ6と今季初の顔合わせとなる。AWAYでのアーセナル戦。
前節のアーセナルもチェックし、日曜深夜のキックオフまでに、マッチプレビューもアップする予定だ。
そちらも、ぜひお楽しみに。
それでは。
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