世の中の広告をインプットしていくため、僕が個人的にはじめた企画「気ままに広告論」。
おもにTwitterを舞台に展開していく予定でしたが、より長い文章を書けるブログでも書いていこうと思います。
今回取り上げる広告は、話題の資産運用システムTHEO+[テオプラス] docomo。
テレビやYouTubeで、CMを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
THEO+docomoとは
「THEO」というサービスにdocomoが提携。dカードが使えたりdポイントが貯まったり、という特典がプラスされました。
そしてその「THEO」とは、株式会社お金のデザインが提供する投資一任運用サービス。
口座に入金するだけで、あとは勝手にAIが分散投資してくれ、誰でも少額から資産運用が可能になるという画期的なものなんです。
詳しくはこちらをご覧ください。
広告
では、今回の本題である広告に迫っていきたいと思います。
コンセプト、コピー
攻めすぎない 守りすぎない お金の生存戦略
(↓公式サイトより↓)
サイトの図にもあるように、この場合の”攻める”とは株式やFXへの投資。”守る”とは銀行預金への貯蓄。
どちらも一長一短で、決め手に欠ける。そんな状況に一石を投じ、第3の選択肢を提示するのがTHEO+docomoということですね。
CM
THEO[テオプラス]+ docomo「お金の生存戦略」篇 30秒
攻める
守る
僕らの人生は、その二択の連続だ。
攻めすぎはリスキー。
守りすぎてちゃつまらない。
お金だっておんなじだ。
攻めすぎない、守りすぎない
お金の生存戦略。
(CM文字起こし)
ぜひ一度、再生してみてください。
やはり動画は、世界観がよりダイレクトに伝わってくる感じがしますね。
考察
ここからは、極めて個人的に考察していきたいと思います。
合ってる・合ってないは置いといて、自分で考えることが大切だと、宣伝会議コピーライター養成講座で教わりました。
ターゲット
この広告のターゲットは、20代〜30代前半の男女と考えます。
その理由は、ウェブサイトのメインビジュアルやCMのゲーム(RPG)感、SF感。映像のスピード感からもそう思えました。
また「生存戦略」という”やけにスケールの大きいワード”も、ゲーム感を強めています。
あと、一人称が「僕ら」ということも大きいですね。30代後半〜40代には、あまり使わないイメージがありますので。
メッセージ
そしてこのCMで伝えたいことは「20代〜30代前半のみんな、資産運用しようぜ」という新規開拓がメインだと思います。
THEO+docomoは、今年の5月から本格始動。まだまだシェアを広げていきたいという思いが感じられます。
仕事や遊びで忙しく、投資を勉強する暇はない。とはいえ、将来への不安がないわけではない。
そんな若者たちに向けたメッセージになっているのではないでしょうか。
これからも、”まずは”広告を発信します。
ということで今回はじめてブログでお送りした「気ままに広告論」。まだ始動してから1週間ほどしか経っていませんが、とても楽しいですね。
【東京都美術館】
— ぼーの / 気ままに広告論 (@nobo0630) 2018年12月16日
ピカチュウと「電気」に目を奪われる。その自分自身の反応には、もはや本能的な匂いすら感じる。
「観たら、」というワード、個人的にはなくてもいいのかなとか思いながら。
年内に観に行こう。よし行くわ、絶対。#気ままに広告論 pic.twitter.com/EPN5q1AYz2
というのも、無数に存在する広告が発信の素材になるので、街中にネタが散らばっているんです。それを「これだ」と写真に収めて発信するのが面白い。
今後も、まずは広告について発信し、ゆくゆくは個人として価値を感じてもらえるように継続していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
第一に、自分が楽しむこと。そう信じています。