ポルトガル人新監督、マルコ・シウヴァを迎えた今シーズン。
ここまで21節を終えての成績はというと、7勝6敗8分の勝ち点27。順位は11位とイマイチ波に乗り切れていない。
そこで今回は、今シーズンエヴァートンのリーグ戦全試合をチェックしている僕が、シーズンを巻き返すフォーメーションを提案したい。
ポイントは、右サイドハーフ。
ではさっそく、僕が考える理想のフォーメーションはこちら。
迷ったのは前線4人の組み合わせで、個人的には「右サイドハーフ(以下RSH)に誰を置くか」ということを中心に考えた。
今季ここまで、RSHとしてもっとも多く先発出場しているのはウォルコットだが、正直ウォルコットでは物足りなさを感じる。
攻守におけるハードワークは認めるが、僕にとって彼の印象は特徴はこれだけ。
前を向いてボールを持てたとしても、ドリブルが相手に引っかかる。意図がわからないクロスで相手にボールを渡してしまう。RSBコールマンとの連携も良いとは言い切れない。
そこで、僕が提案したいのが、RSHシグルズソンである。
シグルズソンをRSHで起用するメリット。
右足のクロス精度
チームのプレースキッカーも務めるシグルズソンは、右足のキック精度が高く、ゆえに高精度のクロスが期待できる。
右サイドからのクロスで得点することがあまりない今のチームにおいて、新たな武器になるのではないだろうか。
左足のシュート精度
ここまで8得点をあげているシグルズソン。
ゴール右から左足で巻くようなシュートで得点を奪うこともあった。
ウォルコットのシュート精度が壊滅的なだけに、これまた今のチームにとって、大きな武器になり得るだろう。
コールマンとの連携
パスの「受け手」であるイメージのウォルコットに対して、しっかり「出し手」も演じることができるシグルズソン。
大外のレーンをすさまじい勢いでアップダウンするコールマンと、ハーフスペースで連携を図るシグルズソンの画がイメージできないだろうか。
ああ、できるだろう。
エース、リシャルリソンの起用法。
そして、ここまでチームトップの9得点を挙げ、新たなエースとなりつつあるリシャルリソン。最近の試合ではセンターフォワードとして起用され、しっかり攻守に奮闘している。
しかし個人的には、シーズン当初のように「点が取れるウイング」としてピッチに立った方が、より相手にとって脅威になるのではないかと考える。
ドリブルからシュートまで持っていけるスキル。空いたスペースにタイミングよく入っていくセンス。負けん気の強さを感じる粘り強いディフェンス。
今のエヴァートンで彼の能力を最大限発揮できるポジションは、左サイドハーフではないだろうか。
持論こそ、サッカー。
ほかにも「単にミナよりズマが好き」だとか「ほんとはトスンが好きだけど現実的にはルーウィン」だとか、語ろうと思えばまだまだ語れてしまう。
エバトニアンに限らず、あなたの理想の布陣も、ぜひ教えていただきたい。
こうして持論を展開できることも、サッカーの醍醐味のひとつなのだから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ユナイテッドが蘇った今、7位フィニッシュが妥当な目標になったなぁ。
↓polcaへのご支援、よろしくお願いいたします!↓