0→1(ゼロカライチ)

地方創生に興味ありまくりな29歳コピーライターのブログ。

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コピーは上手く言うものではなく、「新しい価値観」を示すもの。

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カッコいいこと言わなきゃ。ウマいこと言わなきゃ。


ちょっとしたキャッチコピーやブログのタイトルを考えるとき、このようなイメージを持っている方は少なくないのではないでしょうか。ぼく自身も、宣伝会議のコピーライター養成講座を受けるまでは、そう”勘違い”をしていました。


たしかにウマさやカッコよさが必要になるときもあります。しかし、それはコピーの大きな目的ではありません。


↓動画版はこちら↓


ウマさやカッコよさじゃない。コピーとは「新しい価値観」を示すもの。

コピーの役割

コピーのおもな目的は、サービスを消費してもらうこと。もちろんその広告戦略によっても異なってくるかと思いますが、基本的には消費してもらうことが第一です。


ではそのためにコピーが果たすべき役割はというと、「新しい価値観を示すこと」となります。


その商品やサービスによって、消費者にどんな価値観がもたらされるのか。あたらしく何ができるようになるのか。などを示すわけです。

「新しい価値観」を考えるヒント。

じゃあその新しい価値観は、どのように考えたらよいのか。そのためのヒントとなる、ぼくの好きな言葉があります。


一流のコピーライターもバイブルにするという、谷山雅計さんの『広告コピーってこう書くんだ!読本』。


この本のなかにある「描写じゃない、解決なんだ。」という言葉が、個人的にとてもしっくりきています。

描写じゃない、解決なんだ。

コピーは、商品を使った「描写」ではなく、新しい課題を「解決」するものでなければなりません。それがすなわち、消費者に「新しい価値観」を示すことにつながるのです。


たとえば。ぼくが受けた宣伝会議コピーライター養成講座で、講師を務めていた谷山さんから「双眼鏡のコピーを書いてください」という課題が出されました。


そのときにぼくたちが提出した課題を、谷山さんが良い例と悪い例にわけて添削・解説してくれたんです。

悪い例

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まず悪い例が、商品を使って「描写」してしまっているもの。

例としてあげた上記ふたつのコピーは、双眼鏡の機能を言い換えているだけで、目新しさを感じません。

これらのコピーで双眼鏡を買おうと思う人もいるかもしれませんが、遠くのものが見えるという双眼鏡は周知の事実。道理には反しているわけです。

良い例

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対する良い例が、商品を使って新しい課題を「解決」しているもの。双眼鏡でほかに何ができるか、つまり新しい価値観を示しているわけです。

「ディズニーランド」「世界遺産」「防災グッズ」という使い道を書くことで、それまで双眼鏡を使っていなかった人にアプローチする。

新しい価値観を示すこととは、「解決」を示すことなのです。

シンプルに「解決」を示しているCM。

また、宣伝会議コピーライター養成講座では、実際に世に出ているCMのなかで、「解決」を特にわかりやすく表現しているCMを教わりました。


それが、こちら。

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シンプルでクールなイメージのあるAppleのCMは、その新商品で何ができるかをわかりやすく表わしています。


詳しくはぼくの動画を見ていただきたいのですが、どんな新しい価値観を示しているのかを考えながら、普段からCMを見てみるのも面白いのではないかと思います。

↓動画版はこちら↓


ウマさやカッコよさじゃない。コピーとは「新しい価値観」を示すもの。

最後に。

今回は、コピーの役割についてシェアしてみました。


「描写じゃない、解決なんだ。」というぼくが好きなフレーズ。みなさんにとっても、何かの指針になってくれるのではないかと思います。


また、谷山雅計さんの『広告コピーってこう書くんだ!読本』は本当に金言ばかりなので、興味のある方はぜひ読んでみることをオススメします。


ということで。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ぼーの(@nobo0630)でした。


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