来月8月で、前の会社を辞めて1年。つまりフリーランスとして活動するようになって1年が経つ。
決して特別なコネや仕事がある中で独立したわけではない。とはいえ結果として、僕は今も東京でなんとか生きている。
タイミング的には来月書き上げるべき内容なのかもしれないが、フリーランス1周年を記念して(?)、これまでの経験やこれからの思いを記しておく。
フリーランスになった理由。
まず、この1年よくあったのが「なぜフリーランスになったのか」という質問だ。友だちだけでなく、いわゆるクライアントとなる会社の人にもよく聞かれた。
これに対する答えは「フリーランスになりたかったから」だ。会社に属さず1人で生きてみたかったから。他人の意見じゃなく、自分の感覚で体感してみたかったから。
至極シンプルな話なのだが、僕の話し方もあってか、会話の展開としてなかなかしっくりこないことが多かった。
今後は、そんなしっくりこない会話自体を減らすということが密かな目標でもある。
特別なコネなしで仕事をする方法。
フリーランスとして仕事を受けていたのは、専ら「ランサーズ」だ。
ネットで仕事を受注・納品できるクラウドソーシングは、コネのないフリーランスにとって強い味方。登録や利用も無料で、副業として稼いでいる人も多い。
正直仕事がないときも、全然ある。
とはいえ、利用者も多いクラウドソーシングでは、必ずしも案件を任せてもらえるわけではない。単価もまちまちだ。
そのため、お金が足りないときは1日だけの短期アルバイトをしていた。いや、厳密に言うと今もしている。
ただ言われるがままに動けばいいアルバイトをしていると、「雇われて生きることは楽だなあ」などと思える。いや、これは皮肉でも嫌味でも何でもない。
もちろんクライアント様から仕事を頂いている身ではあるが、フリーランスとしては基本1人で考えて作業している。だから、何も考えずにとまでは言わないが、言われるがままに時間を捧げているだけでお金をいただけるのは、とてもありがたい話だなあと思うのだ。
これは、会社員を抜け出さないとわからない感覚だった。だからといって、会社員に戻りたいという話でもないのだが。
フリーランスのお約束、確定申告。
そして、会社を抜け出したら自分でやらなければならない税金関係の処理。
経験するまでは大変に思えたが、おなじみのソフトfreeeを使うと、驚くほど簡単に完了することができた。
もちろんレシートを整理する地道さは大変かもしれないが、freeeがとにかく親切で助かった。
おそらく今年度もお世話になると思う。
2年目のシーズンに向けて。
結果として、フリーランスになってよかった。めちゃくちゃよかった。
前職の制作会社を辞めずに経験を積んでいたら…と思ってしまうことはたまにあるが、興味のあることに飛び込んで自分の感覚を養っていくことを、僕は何より大切にしたい。
2年目のシーズンの目標は、とりあえずアルバイトの数を減らすこと。
またこのブログだけでなく、YouTubeやnote、Twitterでも、より積極的な発信活動を継続していきたいと思っている。