どうも、ぼーの(@nobo0630)です。今年もやってますねぇ『24時間テレビ』。
個人的には夏の終わりを感じさせる番組となっておりますが、今年は新型コロナウイルスの影響で無観客になったようです。また、恒例となっている「24時間マラソン」も中止になりました。
ただ、その代わりの企画が物議を醸しています。
募金ラン
「24時間マラソン」の代わりということで行われているのが、「募金ラン」という企画。
シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子氏の持ち込み企画と発表されています。
その内容は、番組内で高橋さんとその仲間たち(チームQ)が走った距離に応じて、募金額を制定し、高橋さん自身が募金するというもの。
高橋さんが走って、そんで高橋さん自身が募金をする。
走れば走るほど、苦しめば苦しむほど、自腹の募金額がUPしていく。と。
…うーん、謎ですね。
伊集院光さんも疑問視
タレントの伊集院光さんも自身のラジオで、今回の募金ランついて疑問を呈しています。
「俺だけ? 理解できてないの、俺だけ?」「もう1人(間に)かませないとおかしくない? たとえば前澤(友作)さんがいて、私が1周するごとに頑張りに応じてオカネさん(前澤さん)が10万円くれるなら、なんか分かる」
(引用元:24時間募金ランに伊集院光が疑問 ランナーの募金は「意味が分からない」 - ライブドアニュース)
うん、たしかに。僕もその通りだと思います。
構図がちょっとヘンですよね。
上手に理解しきれない自分がいます。
しっくりきた募金ランの意味
Twitterにも、募金ランに関する懐疑的な反応が多く見受けられました。
検索候補として「募金ラン 意味」なんてワードが浮かんできたりして。
僕自身も「意味が分かっていないのは僕だけじゃないよな」と安堵もありながらSNSで検索しました。
ただ、その中でしっくりきたツイートがあったので紹介させてください。どん
#募金ラン
— Viva la vida (@vivaonna) 2020年8月22日
意味不明という意見もあるようだけど、高橋尚子がただ普通に募金したって、あぁそうなので終わっちゃう。
マラソンが出来なくなって困った日テレを走って助けているのだから、とても意味がある。
QちゃんはRUNを提供しているプロ。
生で見たことあるけど、とても綺麗で華のある人でした。
ふむふむ。なるほど。
高橋尚子が、日テレを通して募金をしたと。テレビの影響力を通じてRUNを提供していると。
これならば僕は、なんとか今回の企画が理解できそうです。
24時間テレビの意義
『24時間テレビ』に関しては、毎年チャリティの意義が問われています。
そして個人的に、特に気になるのは「チャリティを発信するならば出演者はノーギャラにしろ」という指摘です。
メインを務めるジャニーズタレントやアナウンサー、また番組を彩る旬の女優さんなどに対してだと思います。
まあおそらくですが、当然ギャラは支払われているでしょう。
ただ、僕は「チャリティを考えさせる」「チャリティに関する物議を醸す」ということ自体が、まずひとつ24時間テレビの存在意義だと思います。
番組の制作には演者だけでなく多くの人々が関わっています。
まったくお金を発生させずに放送しろだなんて、チャリティよりもずっと綺麗事だと思いますね。
錆びつかない影響力
ということで今回は、24時間テレビの企画について、好きな解釈を紹介しました。
今は出先なのでテレビを確認できていませんが、きっと今年も『負けないで』を歌ったんでしょうね。あ、『サライ』もか。
毎年物議を醸しせているのだから、その影響力は確かなのだと思います。ここまで錆びつかないのはすごいです。
もっとも、僕はチャリティに関して何もできていないので、むしろ立派な活動だと思いますね。
「やらない善よりやる偽善」です。
ちなみに、「愛は地球を救う」というコピー(タグライン)は、とても好きです。