どうも、ぼーの(@nobo0630)です。
今回はアトピーの話をしようと思います。アトピー性皮膚炎、ですね。めっちゃ痒いやつです。
僕は、2〜3歳ごろからアトピーだったようでして。ずっと肌が痒い人生を送っています。
28歳となった今も、季節の変わり目はしんどさを感じます。
瘡蓋を剥きまくった過去。
ただ、もっとも肌が荒れた時代に比べたら、今はだいぶマシになりました。
僕がいちばんしんどかったのは、小学生から大学生時代にかけて。
年齢にしたら、10代ですかね。
当時はもう、全身を掻きまくっていました。至るところに瘡蓋ができて、その都度ほじくって剥いてましたね。
もう血を出すことが快感になっていて(笑)、当時の瘡蓋の痕は、今も“まだら”模様として残っています。
10代当時
アトピーに苦しんだ10代当時、僕は実家で暮らしていました。
もちろん皮膚科にも通っていましたが、近所にある地元のクリニックのおじさん医師は、僕の肌を見て「掻くなな。」と言うだけ。
処方される薬も身体に合っていなかったわけではありませんが、ピッタリ合っているという感覚もなく。
結果、めちゃくちゃ掻き毟っていましたね。肌着や布団にはしょっちゅう血がついていましたし、時期によっては顔にまで赤みが及ぶこともありました。
僕が痒みを感じた時
僕が痒みを感じたのは、おもに以下のパターンです。
汗をかいた時
まずは、汗が肌にたまった時。
僕は野球部に所属していたので、よく部活後に痒くなりました。
また、野球のユニフォームは下半身を完全に包みこむため、相性は最悪だったように思います。
汗の逃げ場や空気の通り道がないんですよね。
ストレスを感じた時
あとは、ストレスを感じた時。
勉強が分からなくなったり、習っていたエレクトーンが上手く弾けなかったりした時、そのイラつきが肌に発散されるようになっていました。
他にもストレスの原因としては、家族とのコミュニケーションもありましたね。
うちの家族はコミュニケーションが上手じゃないので、よくすれ違いを起こしていました。
そして僕はその度に、部屋でボリボリと身体を掻いていたように思います。
同情された時
まあ「ストレス」に似るんですが、同情もしんどかったですね。
痒みに苦しむ僕を見て、家族は「かわいそう」「できるなら代わってあげたい」などと言いました。
僕はそれを聞いて「そんなん言うなや」と言わんばかりに(実際には言ってません)、掻きまくっていたんですよね。
また親は、アトピーで肌が荒れる仕組みを調べて、僕の理性に訴えかけようとしていました。
今思えばありがたい話ですが、当時は「こんなんで良くなったら苦労してないわ」と言わんばかりに(実際には言ってません)、結局掻きまくっていましたね。
一人暮らしを始めたら治りました
ただ、大学を卒業し一人暮らしを始めた時から、すっかり肌の調子が良くなりました。22歳の時ですね。
もちろん会社人としてのストレスはありましたけど、プライベートでストレスを感じることはほとんどなく。
実家を出て一人暮らしを始めて以来、今までずっと良い感じです。
もう皮膚科にも通っていません。肌のケアとしては、市販の化粧水(下記リンク)をお風呂上がりに顔に塗るだけです。
アトピーは苦しいけど、重く捉えないでほしい。
化学的根拠はまったくありませんが、僕はアトピーとストレスはかなり関係があると思っています。これまでの経験から、そう思わざるを得ません。
一人暮らしを始めてから、家族との関係性も良好になりました。距離を置いたことで存在を尊重でき、割と良いコミュニケーションも取れるようになったのです。
だから、いま実家暮らしでアトピーに苦しんでいる10代の方に伝えたい。
その一つの原因はストレスで、実家を離れればあっさりと治るかもしれないよ、と。
もちろん、瞬間的に決断をして一人暮らしをすることは難しいことだと思います。
でもひょっとしたら、アトピーをそこまで重く捉えなくてもいいのかもしれません。
生活を変えることで、あっさりと治ってくれるのかもしれません。
客観的で正確な根拠はありませんが、今回の話をひとつの経験談として、心の片隅に置いてくれたら嬉しいです。