どうも、地方での生き方に興味津々のぼーの(@nobo0630)です。
最近「SMOUT」というサイトに登録しました。そして地方で活動するためにはまずは情報収集が必要だと、全国のオンラインイベントへ参加を申し込みまくっています(今月はすでに5件のイベントに参加予定)。
そして昨日は、福井県のイベントに参加してみました。今回はそこで感じたことや考えたことなどを、備忘録がてら記しておこうと思います✏️
「幸福度4回連続日本一 福井の秘密に迫る! データ&移住者から見た福井の幸福を語ります」
ということで、参加したイベントはこちら。
福井に縁もゆかりもない僕はまったく知らなかったんですが、同県は「都道府県幸福度ランキング」で4年連続1位を獲った県だそうです💡
そこで、まず前半は専門家がランキングのデータから見える福井の話をして、後半は実際に移住をした方のトークセッションをする、という構成でした。

参加してみての率直な感想
聞きづらいプレゼンだった前半部分

ただ感想としては、前半部分がだいぶしんどい時間でした。
というのも専門家の方がとても真面目で「地方幸福度ランキングとは?」から話し始めてしまったのです。また画面共有されたスライドも、専門的で細かい表やらグラフやらをただ貼り付けただけで、なかなか分かりづらいプレゼンだったように思います。
正直、イベントの参加者のことを全く考えず、いつもの講演会のテンションでプレゼンに来たんだなあと感じました。本題の「なぜ福井が1位なのか」に突入したのが、話し始めてから約20分後ですからね🤮はっきり言って、非常に残念でした。
もちろん研究者の立場として、できるだけフェアに数字を示したい気持ちは察します。ただ、その結果も踏まえて情報を噛み砕き、いわば素人にも分かりやすく伝えることが求められていたのではないかと思うのです。
というか、個人的にはそうしてほしかったなあ…🤔
キャスティングの重要性を学んだ後半部分

そして後半のトークセッションは、Iターンで移住した2名のゲスト(男女1名ずつ)を迎え、県の職員の方がファシリテーターを務める中で行われました。
共に20代後半から30代前半と思しき(年齢は明言すべきだと思った!)既婚者。男性は子どもが3人いる5人家族で、女性は夫婦で二人暮らしをしているそうです。
移住して良かったことや困っていることなど、リアルな声を聞けたのは良かったと思います👏
ただ、おふたりとも共にパートナーが福井出身なこともあり、移住を決めたとのこと。まあもちろん「他県からの移住」にはなるのでしょうが、僕にとってはUターンにも感じられるおふたりでした。だから何というか、いろんなバリエーションの人の意見が聞きたかったです🙄
というのも、おふたりの価値観が似ていて意見が重なることも少なくありませんでした(もちろん偶然的な側面もあるけれども)。
例えば今の僕のような、福井にまったく縁もゆかりもない人がどのように移住に至ったのか、なんて話も聞けたら良かったなあ、なんて。選択肢は限られるのでしょうが、キャスティングの大切さを学びました。
今回も感じた「コミュニケーションの課題」
●イベント参加者の気持ちを考えたプレゼンを提供すべき。
●イベントで話す人の出身地や年齢ははっきりと示すべき。
●ゲストのプロフィールのバリエーションもできるだけ考慮すべき。
ざっと感想をまとめるとこんな感じです。
今回のイベントでは、あらためて「地方側が提供するコミュニケーション」に課題を感じました。まあ以前から薄々感じていたことではありますけどね🤔
ただこれまでは東北のイベントにしか参加していなかったので、確認できてよかったなあと思っていたりもします。また僕がお手伝いできそうだなという可能性も感じていまして、良い意味で悲観しています。(?)
今後もイベントに参加するたび、このブログに感想やら何やらを綴っていくつもりです。そして僕が地方側の人間に立った時にも活かせるよう、さまざまな経験を重ねていきたいと思っています。
そんな感じで。まあ総じて、福井のイベントに参加してよかったです。結果ね。笑
最後まで読んでいただきありがとうございます🙇♂️ぼーの(@nobo0630)でした。