0→1(ゼロカライチ)

地方創生に興味ありまくりな29歳コピーライターのブログ。

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【地方ツアー】魅力を感じる地方に共通すること。それは型破りな「変態」がいること。

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どうも、ぼーの(@nobo0630)です。


最近は地方での活動に興味津々でして、地元の宮城を中心としてさまざまな「オンラインイベント」や「現地ツアー」に参加しています。


ということで今回は、現地ツアーのレポート的な、感想的な。ちょこっと福島へ行ってきました🚄

11月20日地域の担い手オープンキャンパス~‟二本松市”にいこう編~

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(メインビジュアル。イベントページより拝借。)

僕が参加してきたのは、福島県二本松市のイベント。


地域おこし協力隊を募集中ということで、その活動拠点の視察も含めた「オープンキャンパス」と称していました。このへんのネーミングはなるほどな〜🤔と思いつつ。

▼イベントページ▼
f-ninaite.jp

当日のタイムスケジュール

そんで当日のタイムスケジュールはこんな感じ。

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(イベントページより拝借。けっこうキチキチです)


プログラムは、昼過ぎに郡山駅に集合してから夕方までの約6時間。


ただ移動時間が片道1時間だったので、活動時間は実質約4時間って感じでした😅(車内では主催者や参加者と会話もできましたが)

ざっくりとした内容

当日の流れとしては

①市役所の役員さんからの概要
②地域コミュニティの“hub”を担う温泉宿の代表の話
③協力隊として活動場所となる温泉街の散策・視察
④現在の隊員の活動報告

といった感じ。


現場には地域で働く方二本松市役所の方、また福島県の移住担当の方もいて、かなり大所帯でした。あ、あとそういえば地方メディアのライターとカメラマンもいたっけ。


あ、ちなみに僕たち参加者は、男3女2の5人。今年高校を卒業し、今後の活動を見据えている方。同じくこの春に大学を卒業する方。しっかり協力隊としての活動を見据える方。そして、僕のようにやんわり地方での生活を考えている方など、平均年齢は26歳って感じの参加者でした🙂

ツアーに参加しての感想・考察

まず「良いコミュニケーション」とは

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(この画像、使いやすい。)


僕は正直、二本松市で活動をしたいわけではなく、今回も「地方のコミュニケーションの情報収集」という体(てい)で参加しました今後の僕に何をできるのか、また地方や都会の人は何を考え何を求めているかを知るためです。


そしてこれまでイベントやツアーに参加して気がついた、僕なりの「良いコミュニケーション」と感じるためのモノサシができあがりつつあります。


それは「双方向のコミュニケーションができているか」ということです。地方がベラベラと情報を与えるだけの“一方的”なものではなく、参加者の想いもコミュニケーションに組み込まれるか。


まあもはや地方のイベントに限った話ではないかもしれませんが、これまで僕は一方的に「私たちの街には〇〇があります!」「イイでしょ!よかったら来て!」と言ってくる地方のほうが多く感じられています。


それはまるで初対面でプロポーズするようなおかしな話で、もっと効果的な交わり方があると思うのです。


▼1年前に感じた違和感▼
www.nobo0630.com

二本松市のコミュニケーションは…


で、先日の二本松市の話。改めて内容を見てみまして。


①市役所の役員さんからの募集概要説明
②地域コミュニティの“hub”を担う温泉宿の代表の話
③協力隊として活動場所となる温泉街の散策・視察
④現在の隊員の活動報告


それぞれ、僕たち参加者に向かってメインで話してくれた人は違ったのですが、このうち“双方向”なコミュニケーションを意識されていたのは②に話してくれた方だけだったような気がします。

彼こそが二本松市のキーマン


Uターンで移住し「アクティビティ好きのための温泉宿 mt.inn(マウントイン)」の代表を務める鈴木さんです。

▼mt.inn(マウントイン)▼
mt-inn.jp


彼はプロジェクターとパワーポイントで市についてプレゼンをしてくれたんですが、しきりに「ここまでの印象はどうですか?」「これについてどう感じます?」「何か感想を聞かせてください」などと、僕たち参加者にとにかく話を振ってくれました。


それによって需要と供給がしっかり満たされ、現場には良い雰囲気が漂っていたと思います😊


では鈴木さん以外はというと、とてもとても一方通行。まあもちろん質疑応答の時間はありましたが、①で話してくれた二本松市の方も、③で説明してくれた現地の方も、④でプレゼンしてくれた協力隊の方も、基本的には“双方向”な心意気を感じませんでした


いや皆さん真面目なんですけどね。きっちり説明しようという気持ちは伝わるんですけど。でも僕はなんとなく、二本松市へ移住した時に頼りになるのは鈴木さんだけだな〜と思ってしまいました🙄

帰り道での共感

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(実際はマイクロバスだったけどね)

そして話は、帰りのバスのなか。🚌


僕は、同じ参加者の男性(20代)と会話をしていました。すると彼は「なんか正直…鈴木さんだけでしたね面白かったのは😅」と感想を語り、それを聞いた僕は「ね!めちゃくちゃわかる!」と共感しました。めちゃくちゃ嬉しかったなあ。笑


さらに彼は「(二本松市には鈴木さんの他に)変態がいないですよね〜」と続けました。


確かに、僕がこれまで魅力的に思えた地方には、必ずと言っていいほど既存の型にとらわれない「変態」がいました。お役所の過去や風習なんてクソ食らえと(そもそも気にしてない人もいる)、新たな風を吹かせる存在です。


二本松市の方々は真面目できっちり説明しようと思いすぎるがあまり、一方的な・アドリブのない・定形文的なコミュニケーションになっていました。


もちろん、あのコミュニケーションだけで全てを理解したつもりはありませんし、元から二本松市に興味を持った真面目な人には効くのかもしれません。


ただ、僕の個人的なモノサシを通してみると、今後もあまり魅力を感じない地方になってしまうような気がします😶

地方にこそ「変態」を

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(ストレンジャー。ムダにこわい)


ということで今回は、地方における「変態」の重要性を感じる遠征となりました。型破りな変態こそ、新たな社会を作っていけるのです。


その土地にどれだけ「変態」がいるか。しっかり自分も「変態」として生きていけそうか。今後もし自分が移住するならば、ひとつのモノサシとして心に留めておこうと思います。


あとやっぱりシンプルに、変態な人と話すと楽しいですよ。みんなフランクだし、波長が合う気がしますから。あ、もちろん変態じゃない人がわるいって話ではないですけどね。


非常に勉強になった福島遠征でした。今後もイベントやツアーに参加したら、ここに感想や考察を記していきたいと思っています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

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