どうも、ぼーの(@nobo0630)です。
ゴールデンウィークが終わりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今週も元気にエッセイ書いておりました。連続更新は490日を超えています。もうどこまで続けるべきか分かりません🙄笑
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- ライターという肩書きが、ちょっと邪魔。【4月29日(金)】
- 「地震大丈夫だった?」に替わる言葉。【5月1日(土)】
- ステイホームを促す効果。【5月2日(日)】
- だれかの「好き」がすきです。【5月3日(月)】
- あなたは置き配派ですか。【5月4日(火)】
- 嵐の音で感じた幸せ。【5月5日(水)】
- 美容師というクリエイティブ職を通じて。【5月6日(木)】
ライターという肩書きが、ちょっと邪魔。【4月29日(金)】
僕は今、おもにライターとして「書くこと」に従事しています。自分がどうやってお金を稼いで生きているかと問われたら、間違いなく「書くこと」となります。ただ、最近この肩書きがちょっと邪魔に感じられてきました。
今後、近い将来に地方でコミュニティの設立や運営を生業としたいと考えています。それは自分が地方の魅力を書いて伝えることに限界を感じ、何ならその魅力をつくってしまおうと。じゃあ「人づくり」に取り組もうと考えたためです(このへんは改めてnoteにしよう)。だから正直、ライターとしての経験やスキルを生かそうとは思っていません。いやもちろん、生かせればいいとは思っていますけれども。
しかし他の人は、ライター前提で僕を見てきます。これまでの「書く」を生かして、地方で活動したいのね、と。今日オンラインで面談をしたとある企業の方からも、「記事が必要になったらお願いしますね!」なんて言われてしまいました。いや、嬉しいんですけど、僕はそこまで「書く」に執着していないんですよね。確かに今は、書く仕事に取り組んでいるわけなんですけれども。それとこれとは別というか。
まあね、僕も僕を見たら、ライターという肩書きを中心に捉えてしまうのでしょう。肩書きは他人のものですからね。ああそう考えると、僕の発信が足りていないのかもしれません。というか、きっとそうですね。要反省です。自分が何をしたいのか、もっと明確に整理して、まずはそれこそしっかり文字にしてみようと思います。
「地震大丈夫だった?」に替わる言葉。【5月1日(土)】
今朝もまた、大きな地震がありましたね。宮城にいる知人たちの安全が心配です。大丈夫かなと、つい不安になります。
ただ、以下のようにも思うのです。
「地震大丈夫でした?」に替わる配慮の言葉って何だろう。個人的に震度4を超えたらもう、家の中やココロの状態は、きっと穏やかじゃない。大丈夫じゃないのよ。「余震に気をつけてください」なのかな。結局そうこうしているうちに、何も言えず時間が流れる。。
— ぼーの / これから宮城へUターン (@nobo0630) 2021年5月1日
こっちのエゴで「大丈夫でしたか?」とメッセージを送るのは、いかがなものかと。だってあちらは、きっと大丈夫じゃありませんからね。というか、この場合の大丈夫って何でしょう。心拍数が上がって、家の中がめちゃくちゃになって、それでいて「大丈夫だよ」と言わせるような。そんなことはできません。
かつて宮城に住んでいた僕は、大きな地震を何度か経験してきました。10年前のあの時も、宮城の実家にいました。だから、分かるのです。「大丈夫でしたか?」って聞かれる人の気持ちが。
いやいやそこまで気にすんなよと、そんな風に感じている方もいるでしょう。「地震大丈夫?」はメッセージのきっかけの言葉というか、ひょっとしたら「こんにちは」ぐらいの、言葉自体に意味があるようでないような、そんな感覚の人が多いのかもしれません。いや、だったらなおさら、僕は他の言葉にしたいです。大丈夫なわけないんだから。こっちのエゴでしかないんだから。
結局僕は今回も、なにも言えませんでした。次回こそは、いやそもそも地震が起きないのがいちばんですが、何かメッセージを送れるようにしておきたいと思います。
ステイホームを促す効果。【5月2日(日)】
今日は久々の「再会」を果たしてきました。自分も含めて、とても愉快な仲間たちです。そんでみんなで浅草へ行って浅草寺へ行って、お好み焼きともんじゃ焼きを食べて帰ってきました。
もちろん酒類の提供は、ありません。久しぶりに会っただけに、お酒を飲みながら互いの近況やら展望やらを話したいところでしたが、ノンアルコールのビールが精一杯でした。それがなんだか悔しくて、家から帰る途中にスーパーでレモンサワーとポテチを買って、先日宮城に行ったときに買ったクラフトビールといっしょに飲んだ次第です。つまり今、ほろ酔いです。
まあだから結局、政府の酒類の提供をなくすという一手は、あながち的を外してはいないのかなとも思いました。その中央をぶっ刺しているとも思えませんが、そそくさと家で晩酌を始める自分がいたのは確かです。僕には、飲食店や酒造メーカーへの経済的ダメージに関して詳しい知識はありません。ただ、ステイホームを促す効果は多少なりともあるのだと実感できたという話です。
とはいえ、やはり知り合いとお酒を交わしながら談笑したい気持ちは消えません。むしろ日に日に大きくなる一方です。もう明日にでもやりたい気分。うちの狭い部屋でよければ、どうぞ誰でも来てください(笑)。とにかく一刻でも早く、そして気兼ねなくお酒を楽しめる日々が来てほしいなあと、今日も願うわけであります。
だれかの「好き」がすきです。【5月3日(月)】
あなたの好きなものはなんでしょうか。モノに限らず、ヒトやコトでも構いません。どんなところが好きなんでしょうか。いつごろ、そしてなぜ、好きになったのでしょうか。
僕はこの「好き」を聞くことが、めちゃくちゃすきです。だから雑談できる場面になったら、ついついいろいろと質問をぶつけてしまいます(飲みの席は特にね)。どうもスミマセン。
それこそ、なぜ僕が「好き」をすきなのかというとですね、そこにはその人だけのストーリーがあるからです。絶対に、その人にしか持ち得ないストーリー。もう気がついたら好きになっていたとか。きっかけは偶然なんだけど、今はめちゃくちゃ好きになったとか。関係性が深い人の影響で好きになっちゃったとか。最初は嫌いだったのに好きになれたとか。その人からしか聞けないオリジナル性がたまりません。もうなんでもいいんです、どんなストーリーでも感動してしまいます。笑
この間、とある地方のとあるオンライン面談をしたとき、気づいたらゲスト側の僕が、ホスト側の相手にいろいろ質問していました。その方は「私ばかり話してごめんなさいね」と言うので、僕は素直に「いえいえ、だれかの話を聞くのがすきなんです」と応えました。すると、「ではライターは天職ですね」と言ってくれたんですよね。自分では気づいていませんでしたが、たしかにそうなのかもしれません。ひょっとして誇るべき才能なのか、なんて思いかけたりして。
今後はもっと多くの人に会って、より多くの「好き」を聞こうと思います。そしてその都度、いちいち感動できる心を保っておくつもりです。そして、お酒が飲みたいです。結局はね。笑
あなたは置き配派ですか。【5月4日(火)】
ネットでお買い物をしたものが、どうやら明日届くようです。この商品を待っているときのワクワクはたまらないものですよね。そんで配達の時間帯を確認しようとすると、「配達の方法」という選択肢に「玄関先に置き配する」なんて項目がありまして、ああ時代だねえ、と思ったわけです。
言うまでもなく、対面する回数を減らし、ウイルスへ感染するリスクを減らす狙いがあるのだと解釈しています。ちょっと前までは全然考えられない選択肢ですよね。だって言うなれば、対面し放題でしたもん。マスクなんて花粉症の方や風邪引きさんのもので、年がら年中生活をともにするものになるなんて思ってませんでしたよね。
まあ僕は結局、対面での手渡しを希望しました。だってなんだかやっぱり、怖いですもんね。アパートの住人たちに段ボールを横切られるのも、ちょっと良い気分ではありません。ウイルスとはまたちがった人間の怖さが、ここにはあるような気がします。皆さんはどうですかね、置き配派ですか、それともまだ対面派ですか。
ひとまず、ワクワクを絶やさず商品を待ちたいと思います。このワクワクは、いつの時代もなくならないでいてほしいなあ。いや、よう分からんけど。笑
嵐の音で感じた幸せ。【5月5日(水)】
今日でゴールデンウィークが終わりを告げるようです。SNSでは明日からの「ゴールデンではない日々」に向けて、気を引き締めるひとや憂鬱を呟くひとが見受けられます。まあ僕はというと、とくに変わりません。今日も今日とて仕事をしていましたし、なんなら明日の方がちょっとゆっくりできたりします。美容院へ行く予定もあります。
僕は気づけばもう3年ほど、おうちでパソコンを使って仕事をしているんですけどね、この稼ぎ方ってとても幸せなことではないかと思いました。満員電車に揺られる必要もありませんし、部屋着のまんまで顔も洗わず働くこともできます。今日の東京は日中からずっと雨風が吹き荒れていまして、その嵐の音で、幸せを感じたわけであります。ありがとう、嵐。
ここだけの話、仕事をイヤイヤやっていることも少なくなかったんですけどね、働き方という意味では良い環境にありました。よかったよかった。さて、これを踏まえて、次はどんな一手を打っていきましょうかねえ。
美容師というクリエイティブ職を通じて。【5月6日(木)】
髪を切ってきました。案内された席に座り、美容師さんと鏡ごしにあいさつをし、「きょうはどんな感じにしましょうか?」と尋ねられます。僕はどこが煩わしくてどうなりたいのかを伝え、美容師さんと相談しながら新たなスタイルをイメージします。そして「では〜〜な感じでいいですか」「はい、お願いします」とお互いに納得をしてから、いよいよカットが始まるわけです。きっと多くの人も同じような段取りではないでしょうか。
きょうはふと、美容師さんはクリエイティブ職だなあと思いました。つまり、顧客の現状に目を向けて、希望に耳を傾けて、新たな髪型という未来への解決策を提示・実践していくこと。これってまさに、クリエイティブですよね。そしてそのクリエイティブのためには、やはり「対話(コミュニケーション)」が大切だなあとも思うのです。たとえば、コンセプトの方向性はどうするのか。表現の方法は何を選ぶのか。美容院で言うなれば、カットを始める前の会話の部分です。
これまでの人生で何度カットしてもらったかは分かりませんが、カットの前に良い会話できたと思えたときは、だいたい安心して座っていられます。仕上がりも満足できるものです。逆に、美容師さんと意思疎通がうまく取れなかったときは、そのハサミの行方に終始ビビり続けます。完了する頃には、半ば諦めのような気持ちが漂っていたこともあります。
だから結局くり返しになりますが、クリエイティブには対話が大切です。しっかり相手の話を聞くこと。責任を持って、自分の意見も示すこと。僕はヘンに遠慮してしまうこともありますが、たとえ多少伝えづらくても、“伝えるべきとき”があります。当たり前のことですが、切ってしまった髪はすぐ元通りになりませんからね。また、伝えづらいことこそ、伝えるべきコトバだったりします。人生のこういうとこ、すきです。(?)
自分自身が後悔しないよう、また何より素晴らしい未来を叶えられるよう、しっかりとやるべきことに取り組んでいきたいと気を改めた所存でございます。髪を切りながら、身も心もスッキリできました。
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