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地方創生に興味ありまくりな29歳コピーライターのブログ。

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【週刊エッセイ#37】自分だけでは見つけられなかった世界。

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どうも、ぼーの(@nobo0630)です。

今週も週刊エッセイ、参ります。

暇で暇で死んでしまいそうなら、どうぞよろしくお願いいたします。

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サッカー選手じゃなくてよかった。【5月7日(金)】

プロサッカー選手は平均的に25歳~26歳で引退してしまいます。高校を卒業して18歳からプロになったとしたら、7年ほどの寿命です。27歳や28歳の選手はしばしば「脂の乗った年齢」と評され、たしかに経験とスキルが伴ったプレーを見せてくれます。あ、ちなみに僕はサッカー大好き人間です。

感覚的に32歳となるともうベテランと呼ばれ、各国の代表チームで中心として活躍する選手たちは、20代前半で常連メンバーになっているイメージです。つまりその頃には、その国でトップクラスの実力を発揮しているということであり、所属するチームでは当然のようにレギュラーの座を掴んでいます。日本を含めたアジアや南米の有望選手は、18〜22歳ぐらいで本場ヨーロッパの舞台へ引き抜かれるのが主流です。



僕は今年で29歳になる年代なんですが、彼らを見ていると、サッカー選手じゃなくてよかったなあと思います。いや、めちゃくちゃヘンな話になっていますね(笑)。なんというか僕は、大学生ぐらいの年齢で、海外移籍やチーム内での競争などを乗り越えられる気がしません。代表チームや海外のクラブに入ることが全てではありませんが、とにかく早くして決断を迫られる世界で生きている選手たちへのリスペクトが抑えられないのです。



僕はいよいよ30代が見えてきて、ようやく人生の軸が見つかってきたような気がしています。まあ詳しくは近日中に別の記事に記すとして、今回はサッカー選手はものすごい人生を送っているんだなあと感じた次第です。「DAZN」で元日本代表DF内田篤人さんの話を聞いていてそう思いました。そんなこんなで僕は今後も、サッカーを楽しむ側であり続けたいと思います。

自分の想いを昇華する場所。【5月8日(土)】

きのう、noteを連続更新して490日が経ちました。ついに500という大台が目前に迫ってきています。100日を超えてからは正直あまり気持ちの盛り上がりが減っていましたが、100の位が変わるのは嬉しいものです。

ここまで毎日、すんなりと書き上げられたわけではありません。むしろなかなかネタが浮かんでこない記憶のほうが多い印象です。ただ、ここまでおよそ500日も自分の気持ちを文字にできたことは、ちょっと誇らしく思います。この自信まがいなものを形成するためにも500日が必要だったわけですし、きっとそこらへんの人(?)よりは、文章が上達していると信じたいです。

僕はだんだんSNSで発信していない方を見ると、心配するようになってきました。自分で感じた嬉しさや悲しさ、あるいはモヤモヤなんかを、どうやって昇華しているのだろうと。少なくとも僕は、自分の想いを昇華する場所として、このnoteを利用しています。だから自分のための文章になるし、きっとココがなかったら、想いが詰まって破裂死していたことでしょう。

まあもちろん、人それぞれの感覚や用途があるべきだとは思います。ただ僕は、他の方はどうやって自分自身と向き合っているのかなあと思ってしまうのです。あとは単純に、もっといろんな人の想いというか、その文章を覗いてみたいと思うのです。

自分だけでは見つけられなかった世界。【5月9日(日)】

僕の知人は、家でジントニックをよく飲むそうです。僕にとっては、お店でしか飲んだことがないカクテルになります。まあこんなご時世で家で飲む機会も増えましたので、家のお酒を充実させている人も少なくないことでしょう。ということでハイボールを飲んでばかりの僕も、ジントニックを飲もうとスーパーへ行ってきました。

あ、ちなみにジントニックは、ジンとトニックウォーターを混ぜたカクテルになります。ジンと、トニックウォーター。ふだんの買い物リストには全く入らない2品です。いつものスーパーにもあるんかいなと探してみたら、普通にありましたよジンとトニックウォーター。ジンに限っては4〜5種類ありましてね、ほほう、こんなにあったんかいなと1人で頷いていました。

そんでその後に近所のコンビニにも行く機会がありまして、ついでにお酒コーナーを覗いてみました。するとなんと、コンビニにもあるんですね〜ジン。知ってましたか、皆さん。まあスーパーとちがって1種類だけでしたしトニックウォーターはなかったんですけど、それなりに大きな発見でした。

これはひとえに、知人との関係性が生んでくれた世界です。ジントニック好きの彼がいなければ、こんなに日常にジン(およびトニックウォーター)が紛れていたことに気づけませんでした。これだから、人との出会いというか、コミュニケーションはたまりません。自分だけでは見つけられなかった世界が、ここにはあったのです(やや大げさだけど)。

今後も僕は、自分以外の誰かとのコミュニケーションを大切にしていく所存です。そうです、新たな誰かと出会うことは、新たな自分と出会うということでもありますからね。

今を輝かせるために。【5月10日(月)】

ふと自分のTwitterのタイムラインを遡ってみると、けっこうわるくないツイートというか、むしろ面白いと思える文章も少なくありませんでした。まあ当然、書き手も読み手も僕自身で、非常に立派な手前味噌なんですけれども。もっと「いいね」や「リツイート」があっても良いのかなあなんて、そんなことを思ったのです。

その面白い(と思える)ツイートした過去に比べて、今はフォロワー数も増えているし、テレビでいう“再放送”的に自分でリツイートすることも考えました。その根底にあるのは言うまでもなく、より多くの人に自分のセンスを見てもらいたいという承認欲求。ただ、なんだかダサい感じがしてやめました。それと同時に、重要なのは結局「今どれだけ面白いか」なのだと気がついたのです。

メジャーリーグで大谷翔平が打席に立ったとき、期待するのはその“今の打席”でのヒットやホームランです。もちろん過去の日本での活躍や成績があってアメリカの打席に立っているわけですが、誰も過去のホームランを見たいわけではありません。それは大谷翔平が、マウンドに上がったときもそうです。

とはいえ、誰にも相手にされないツイートが無駄なのかと言ったら、そうではないとも思います。このnoteを500日近く連続で書いている僕は、そう信じたいです。今を輝かせるために、日の目を見ない過去があったんだなと。そう思える日が来ることを願って、また自分を信じて、今日も僕は文章を紡いでいようと思います。

出会いが、愛となる。【5月11日(火)】

今日は朝から新幹線に乗り、まず岩手県の盛岡市へ。有志でお手伝いさせてもらっている地元の花火大会の現地視察をメインに、これまでオンラインでやり取りしていたメンバーと直接顔を合わせてきました。エネルギーあふれる発起人や多くのスタッフとは初対面で、良い出会いだったなあと改めて思います。8月のイベント当日まで、しっかりがんばる所存です。

そして夜からはちょっと南下し、宮城県の栗原市にやって来ました。今日を含めて4日ほど「お試し移住」をさせてもらいます。栗原市の移住・定住担当の方とは昨年の秋に出会い、今年のお正月には市役所へ遊びに行かせてもらいました(こんなことあります?笑)。オンラインでも頻繁に連絡を取り合っており、先ほど再会してからの車内は終始談笑をしていました。確実に関係性が深まっていることを嬉しく思います。



僕は近い将来、地元の宮城県を中心に地方で活動することを念頭に置いており、最近は日本各地のコミュニティに顔を出しています。そんな中で、その人にとって縁もゆかりもない地域を「特別な地域」にするためには、「知人の存在」が不可欠なのではないかという答えにたどり着きつつあります。すなわち縁というか愛というか。気持ちが宿った場所にこそ、また行きたいだとか、いずれ移住したいだとか、未来への想いが浮かんでくるのだと思います。

だからまずは「出会い」が大切なんですよね。今日、盛岡や栗原で関係性を確かめられた人々は、当然ながら出会った過去があるからこそ今につながってるわけです。現に僕にとって、特別な地域となっているわけです。今後はどのように出会いをデザインし愛を育ませるか、というように、地方側の人間としてこの経験を生かせるよう、上手に立ち回っていきたいと思います。

好きだから、やる。【5月12日(水)】

今週の金曜日から宮城県白石市へお試し移住に行く予定でしたが、管理団体から延期の連絡が届いてしまいました。また新たな出会いを期待していただけに、それなりに残念です。ただ、こんなご時世的に仕方ないよなあとも思います。

今日は引き続き栗原市で、地域おこし協力隊として活動されている方のもとへ案内してもらいました。とある人は関東で会社員として生活していましたが、東日本大地震をきっかけに自給自足の生活に興味を抱き、なんやかんやで(笑)栗原に流れ着いたそう。今はなんと1ヘクタールの敷地を譲り受け、自身の農業に着手されていました。

印象的だったのは「面倒だからやらない・楽だからやる、ってならないことだね」という言葉です。大切なのは、好きだからやる、ということ。その納得できる「答え」を見つけ出させるように、活動してほしいと言われました。僕にとってはかなり共感できる言葉で、嬉しくなってしまいましたね。

ということで僕は今後もしばらく、地方を旅してさまざまな人や環境と出会いながら、“次の一手”を打っていこうと思います。思考のスピード感や物事との距離感は人それぞれですから、自分らしく一歩一歩進んでいくつもりです。このマイペースさには、自信があるのでね。笑

ツールに過ぎないSNS。【5月13日(木)】

約5年前の社会人2年目。僕はブロガーという職業を知り、そしてそのころ社会には、YouTuberという職業が定着しつつあった。今ではすっかりおなじみの生き方となっているが、「個人で稼げる」という革新的な事実を知った僕は、胸が躍ったのを覚えている。事実、そのとき見事に感化され、ブログやYouTubeを始めてみた。

あれから約5年が経とうとしている今、僕はブログやYouTubeで稼げてはいない。自分の努力不足が原因のひとつなのだが、目的と方法を履き違えてしまったことも原因だと考えている。すなわち僕は、SNSで生きることが目的となってしまっていたのだ。

いま思うに、SNSは「その人の生き方や魅力を伝えるためのツール」に過ぎない。だからどんな発信をするかよりも先に、どんな人生を実現したいのかを、もっと考えるべきだったのである。発信ありきの人生で自分がSNSに支配されるのではなく、SNSを支配しなければならなかったのだ。

思えば僕は、大学時代の就活のときも、就職することが目的となってしまっていた。会社員というのは生き方のひとつに過ぎないというのに。また正しい棲み分けを身につけられたとあくまでポジティブに捉えつつ、今後も自分の生き方と向き合っていたいと思う。


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