今年の9月から、ヨーロッパで「ネーションズリーグ」というサッカーの新しい国際大会が始まるらしい。
ネーションズカップではなく。ネーションズリーグ。
「ドイツ、フランス、オランダが同組。やべーよ」みたいなニュースでこの大会の存在を知りそもそもなんやねんという気持ちになったので、その疑問を解決していくさまをシェアしていきたいと思います。
概要
ネーションズリーグは、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する2年に一度の国際大会。
偶数年の9月に始まり、翌年の6月までで頂点を争うらしい。結構長いネ
あとはやっぱり面倒だからコピペ。どん
UEFAランキングに応じて、全55チームが最高位のAリーグから最下位のDリーグにまで分けられる(Aリーグ12カ国、Bリーグ12カ国、Cリーグ15カ国、Dリーグ16カ国)。
それぞれのリーグは4つのグループに分けられる。ホームアンドアウェイで試合が行われ、最終的に上位1チームが上のリーグへと昇格できる。反対に、最下位のチームは下のリーグへ降格するという仕組み。またAリーグでは、グループの首位4チームが2019年6月に開催される準決勝に進出。その後、決勝戦と3位決定戦が行われると発表されている。
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良質なコラム、みっけ。
リーグ戦?昇格?降格?優勝?てか日程は?EUROは?W杯予選もあるよ?
と混乱しまくる僕を救ってくれる、良いコラムを見つけました。どん
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例えば、最強の12チームが集まったリーグAでは、各グループは3チームずつの構成となる。したがって、グループリーグでは各チームは4試合を戦うだけだ。準決勝、決勝を含めても、6試合戦えば優勝できることになる。リーグC、リーグDはほとんどのグループが4チームずつだが、それでも試合数は各6試合である。
つまり、これまで予選大会の合間にあった数試合の「親善試合」が「ネーションズリーグ」に変わるだけである。 このことは、実際にUEFAの発表の中にも明記されている。つまり、「親善試合」では注目度を上げることが難しいのに対して、「ネーションズリーグ」というタイトルを付けることで注目度、観客動員力が上がるだろうというのだ。カテゴリー分けをしたことで、「ネーションズリーグ」は同程度の実力の相手と戦うわけだから、試合内容としても面白いはずだ。
つまり、各代表チームの負担をそれほど増やさないで、各国協会の収入を上げられるというわけである。
親善試合がネーションズリーグに変わるだけ、という解釈はスッと入ってくるよネ
今年の組み合わせ
大会の概要をつかんだところで、今年の組み合わせを見てみましょう。どん
◆リーグA(12ヶ国)
グループ1: ドイツ、フランス、オランダ
グループ2: ベルギー、スイス、アイスランド
グループ3: ポルトガル、イタリア、ポーランド
グループ4: スペイン、イングランド、クロアチア◆リーグB(12ヶ国)
グループ1: スロバキア、ウクライナ、チェコ
グループ2: ロシア、スウェーデン、トルコ
グループ3: オーストリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、北アイルランド
グループ4: ウェールズ、アイルランド、デンマーク◆リーグC(15ヶ国)
グループ1: スコットランド、アルバニア、イスラエル
グループ2: ハンガリー、ギリシャ、フィンランド、エストニア
グループ3: スロベニア、ノルウェー、ブルガリア、キプロス
グループ4: ルーマニア、セルビア、モンテネグロ、リトアニア◆リーグD(16ヶ国)
グループ1: ジョージア、ラトビア、カザフスタン、アンドラ
グループ2: ベラルーシ、ルクセンブルク、モルドバ、サンマリノ
グループ3: アゼルバイジャン、フェロー諸島、マルタ、コソボ
グループ4: マケドニア、アルメニア、リヒテンシュタイン、ジブラルタル
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強豪国がひしめき合うリーグAが注目されていますが、僕が個人的に注目したいのはリーグBのグループ2。
実は昔からちょっとスウェーデンが好きなんですけど、その相手はロシアとトルコ。同格以上の良い相手と当たったなと思いましたね。
スウェーデンを好きになったきっかけ?
…国旗です。笑
ネーションズリーグの気になる今後
組み合わせ
大会初年度である今年はUEFAランクで組分けするとして、再来年から始まる第2回以降の組み合わせはどうなるんですかね。
UEFAランクは「UEFAが主催するクラブの国際大会であるUEFAチャンピオンズリーグ及びUEFAヨーロッパリーグにおける過去5シーズンの各国クラブの成績に基づき算出されるランキング(Wikipediaより)」ですから
次の大会までに変動することは十分に考えられます。
第1回大会から引き継ぐかたちになるんでしょうか。
W杯やEUROとの兼ね合い
「ネーションズリーグ」の第1回大会は、試合数も少ない小規模の大会として2018年に始まる。だが、FL(=ザ・フットボール・リーグ)やチャンピオンズカップの例を思い出すと、この新しい大会も人気が高まったら、そのうち「試合数を増やそう」という動きが出てくることになるかもしれない。 発表された概要では、「ネーションズリーグ」の各グループ首位チームには、もしEURO予選で敗退しても敗者復活的なプレーオフ出場の権利が与えられるらしい。
だが、将来、「ネーションズリーグ」を拡大しようとしたら、EUROやワールドカップの予選を全面的に兼ねることも考えられる。 南米のワールドカップ予選は、加盟10協会が総当りリーグ戦で行っている。まさにこれこそ「ネーションズリーグ」そのものではないか!「ネーションズリーグ」が将来、どのように発展拡大していくのか注目したい。 そういえば、現在のEURO、かつての「ヨーロッパ選手権」も、発足当初の大会名は「ネーションズカップ」だった。
前述、リンクを貼り付けたコラムの最後にもこのようにありました。
W杯やEUROとどのように絡んで行くのか、これから試行錯誤が繰り返されることでしょう。
これから歴史が立ち上がる瞬間に立ち会えるなんて、幸せな時代に生まれましたね。いぇい
放映権←
これは日本国内の話なのですが、第1回ということもあり、注目度は高い大会ですよね。
そしてW杯直後ということで、次のW杯へ各国メンバーの入れ替わりが予想されます。W杯とはまた違った面白みがあります。
故に、売れると思います。笑
スカパーかDAZNかなぁ
とりあえずロシアW杯
このネーションズリーグによって、ヨーロッパ各国のレベルがまた上がって行くでしょう。
さすがフットボールの聖地、って感じですよね。W杯もヨーロッパが3連覇中ですから。
ってことで
いろいろ楽しみは尽きませんが、まずは今年の6月にあるロシアW杯を楽しみましょう。
うぇ〜い
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