どうも、宮城県美里町(みさとまち)で地域おこし協力隊を務めているのぼ(@nobo0630)です。
2023年を迎えてから、今後が心配になるぐらい更新頻度が上がってます。下がる一方になる未来しか見えない。。
まあそれはさておき、今回は宮城県富谷市の起業塾「富谷塾」で学んできたことをシェアしたいと思います。
▼富谷塾HPはこちら▼
tomiyajuku.coorum.jp
富谷塾とは
本題に入る前に、まずは富谷塾という取り組みに少し触れたいと思います。
2018年に富谷市の若生裕俊市長を塾長としてスタートした富谷塾は、単に起業を志す人に限らず、スキルアップを目指す人やコミュニティを求める人など、さまざま人が所属しているのが特徴。
また、参加者も決して富谷市内の人に限定することなく、思いがあれば誰でも、しかも無料で加入することができます。現に僕自身も、美里町から参加しているわけですからね。
塾の内容としても、集客やブランディングなどといった起業にまつわるものだけでなく、地域活動にまつわる講義やSNSの講座など、豊富なラインナップが見受けられます。
詳しくはWeb検索で見つけた以下のページを見ていただくとして、個人的には行政の取り組みであること、そしてそれにもかかわらず起業やコミュニティのスペシャリストが管理委託で常駐していることに魅力を感じています。実に面白い。
「コミュニティの育て方 コミュニティマネージャーってなに?」
そして今回、僕は1/10(火)に行われた「コミュニティの育て方 コミュニティマネージャーってなに?」に参加してきました。
これからまさに地域と人を繋ぐような存在を目指している自分にとって、とても興味深い内容だったわけです。
参加者は10名ほどで、すでにコミュニティマネジメントに取り組んでいる人と、僕と同じようにこれからそれに取り組む人が意見交換する場となりました。
その中で特に印象的だった言葉を、備忘録がてらシェアしようと思います。
観察と傾聴
まずは、普段からコミュニティに所属している人をしっかりと観察し、そして声に耳を傾けること。
つまり、その場面で何が求められているのかを見極めて、そのニーズに応えるアクションを起こすこと。
こうして文字にするのは簡単ですが、すでに活動している方々は「人によって分かりやすい・分かりにくいがある」「常に五感を研ぎ澄ましている感覚だけど、本当に難しい」と口を揃えていました。
それだけ自分以外にも気を配って、さらに行動に移していくことは、たしかに想像するだけでも簡単ではなさそうです。
心理的安全性の演出
コミュニティを活性化させるためには、所属している人たちが心理的な安全性を感じられることも大切だそうです。
そしてその心理的安全性とは
・限られたメンバーだけでなく、誰でも関わっていいんだと思わせること
・「〜してはダメ」と思わせないこと
・「me too」が言えること
などを心がけることで演出できるのではないか、といった話でした。
自分が安心できる場所なんだと思わせることで、円滑なコミュニケーションや活発な活動が生まれるのだと個人的に解釈しています。
軸となる発起人の思い
とはいえ、あまりにもメンバーを優先してあれやこれやと手をつけてしまうと、何が目的なのかよく分からないコミュニティになってしまう危険性もあるそう。
いわば“解像度の低い”コミュニティでは、共感する熱量も薄まってしまうようです。
そこにはっきりとした軸を通すのは、発起人をはじめとする中心メンバーの思い。きっとエゴイスティックに、とまではいかずとも、それに近しいようなパワーが求められるのではないかと想像します。
コミュニティマネージャーは他人に気配りをしながら、自分の本質も見極めて大切にしていく必要があるのでしょう。
美里でのコミュニティ形成をめざして。
今後、僕はいま活動している美里町でのコミュニティ形成をめざします。
富谷塾のような地域に根付いたものにできるよう、引き続きさまざまな事例やセミナーを参考にしながら活動していきたいと思います。
そして、なるたけこのブログにアウトプットしていくことで、自分自身へのインプットを深めていけたらとも思っています。