どうも、こんばんは。
今日はコピーについてのお話。
やっぱコピー好きですわ。
締め切りまであと3週間
コピーライターへの登竜門、宣伝会議賞の締切日が近づいてきました。
あと3週間です。
今回は、僕の師匠が話していた宣伝会議賞グランプリを獲るための攻略法をシェアしていきます。
あくまでも参考までに読んでいただければ嬉しいです。
宣伝会議賞
とまぁ本題に入る前に、そもそも宣伝会議賞ってなんぞや?と。
senden.co
↑こちらのWebサイトには
宣伝会議賞は、広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募いただく公募広告賞です。
とありますが
まぁつまり、プロアマ問わず応募できる広告賞なのです。
僕は、広告界におけるM-1グランプリだと思っています。
興味がある方は、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
グランプリを獲るための攻略法
さて、そんな感じで本題に入りましょう。
グランプリを獲るための攻略法。
あくまで、参考程度にね。笑
①審査員の立場で考える
まぁ最初にして最大のトピックになっちゃうんだけど
グランプリを選ぶ審査員たちのことを考えましょう、というお話。
想像しただけでむっちゃ大変。
この宣伝会議賞の特徴でもありますが、審査員は第一線で活躍する現役のコピーライターたちです。
彼らは実績十分。代理店で売れっ子になっていたり、各々が独立していたりして、とにかく忙しい。
そんな忙しい中、無数のコピーを審査しなければなりません。(昨年は50万点近い作品が集まったそう)
はい。想像しただけで大変ですよね。
ではどのようなコピーが良いか
審査員が大変なのはわかったと。
じゃあどのようなコピーがウケるのかと。
それは、読み手を「ニヤリ」とさせるような。もしくは「ハッ」とさせるような。
そんなコピーです。
な〜んて。口で言うのは簡単なんですけどね。笑
<第47回グランプリ>
部長が目にしみる。(シービック デオナチュレ男シリーズ)
<第51回グランプリ>
おかん、うまい。でも、多い。(旭化成「サランラップ」キャッチフレーズ)
自分の書いたコピーを見直すときに、「ニヤリ」と「ハッ」を意識するといいかもしれませんね。
②応募する課題を厳選する
次は課題に関するお話。
一般部門では46社の企業が課題を提供してくれています。
ひとつの課題に応募できる上限はある(50作品)ものの、どの課題にいくら取り組もうが自由です。
ただ、この課題選びにもグランプリの命運がかかっているのです。
どちらがグランプりそう?
例えば、今回の第55回の課題。
これと
これ。
どっちがグランプリを取りそうですか?
感覚的なお話で結構です。僕も感覚的な話しかしませんから。笑
前者っぽくね?
結論から言って、グランプリを獲りそうな課題はアウディっぽくないですか?
そもそものフィールドの大きさの差を感じませんか。
そしてズームがなんだシャッターがなんだって、キヤノンの一眼レフの魅力を伝えるのもいいと思いますが、「①審査員の立場で考える」を思い出してください。
むっちゃ忙しい審査員たちが、商品の専門的な知識まで理解できるでしょうか。
まずそこまで読み込んでくれるでしょうか。
このように、課題によっても違いがあるのです。
…終始ぼんやりトークですみません。笑
③情景が浮かぶコピーを書く
最後はこちら。
情景が浮かぶコピーとはどのようなものなのか。
過去のグランプリを取り上げてみましょう。
第40回グランプリ
お母さん、そのお皿の洗い方はなに?
(学生援護会 西日本アルバイト発見マガジン アン)
こちらはバイト情報誌のキャッチコピー。
「バイトを始めればプロ並みの(皿洗いの)技術が身につく」という切り口で書かれているコピーですが、それによる新しい気付きがユーモアに書かれています。
それまで気にならなかった母親の皿の洗い方が、気になる。しかもなんか、変。
母親の姿を見て、呆気にとられる子どもの姿が浮かびませんか。
23時過ぎ、多分キッチンの蛍光灯しか点いてない。みたいな。
第54回グランプリ
子どもが苦手なものは一度揚げてみる。
(日清オイリオグループ 日清オイリオの食用油を使って、揚げ物をつくって、おいしく食べて、元気になる!そんなキャッチフレーズ。)
こちらは前回のグランプリ。
野菜嫌いな子どもに普段から頭を悩ませている母親の姿が浮かびます。
「揚げてみる」という言い回しからは、普段から試行錯誤している感じが伝わってきます。
このように、情景が浮かぶことはグランプリへの鍵となりえます。
攻略法まとめ
いかがだったでしょうか。今回の攻略法を、改めてまとめてみましょう。
- ①審査員の立場で考える
- ②応募する課題を厳選する
- ③情景が浮かぶコピーを書く
少しでも今後の参考になれば幸いです。
そして残り3週間、共に頑張りましょう。良いコピー書きましょう。
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