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地方創生に興味ありまくりな29歳コピーライターのブログ。

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【週刊エッセイ#61】地元の地域おこし協力隊になることに、少し興味が湧きました。

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どうも、ぼーの(@nobo0630)です。

2022年一発目のブログ投稿となりました。遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。

僕は元日から実家へ帰省し、今は東京のアパートに戻ってきました。

性懲りも無く、今年もゆるゆるとブログを愛でていきたいと思います。

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地域との距離感。【12月31日(金)】

どうも、こんばんは。大村です。年の瀬ですね、いかがお過ごしでしょうか。僕は未だ東京のアパートにおりまして、録画していた『99.9-刑事専門弁護士-』を見ています。面白いですね〜このドラマ。年明けには劇場にも足を運びそうな勢いです。あ、宮城の実家には、明日帰る予定です。



2020年秋に宮城の皆さんと出会い地域の魅力を知り、そして幕を開けた2021年。はじめは「年内にUターンするぞ〜」なんて意気込んでいましたが、結果的に実現できませんでした。いや、実現“しなかった”と言わせてください。

思えば自分は、「宮城へUターンする」という気持ちが先行した、なんだかおかしな状況でした。移住はあくまで、方法のひとつ。れっきとした目的も確立しないまま移住するのは、行く宛のない旅行のようなものです。しっかり行き先を定めて、移動手段も決めて、それから自宅のドアを開けるべきですよね。しかし僕は、ただただ家を飛び出そうとしていました。まあそれはそれで楽しみや発見もありそうですが、関東から石巻市へ移住された僕の“先輩方”に気づかされたことです。今のままでは、危険ではないかと。

それから僕は、宮城を舞台に「何がしたいのか」また「何ができるのか」を、改めて考えるようになりました。イベントやお試し移住、あるいはお仕事で宮城の方々と顔を合わせるたび、移住や地域おこし協力隊への着任を少しでも期待させたのかもしれません。ただ、一旦そのような思いはさておき、自分だけが持ち得る“地域との距離感”を測っていたのが正直なところです。いや、今なお適正な距離感を定められずにいます。



移住ありきじゃない、とは宮城の栗原市の皆さんが掲げる言葉ですが、まさにそんな気持ちに近いのかもしれません。今は、いろんな意味でフリーだからこその強みを活かしたいと考えています。市町村に縛られず、宮城と広域的な関わりを持つこと。その中でご縁があれば、地域の課題解決に取り組ませていただくこと。そして今後は地元の美里町でも、新たな活動をスタートさせること。

来年ももう少し、自分がやりたいことやできることを含めた地域との距離感を測ることになりそうです。そしてその先に、Uターンでの移住があるのだろうと思っています。宮城の皆さんが感じているであろう僕の焦ったさに関しては、すみません(笑)。もし期待されているようであれば、シンプルに謝罪です。ただそれでも、自分なりの“答え”をしっかり出したいのです。2022年も、マイペースを崩さず活動していきたいと思っています。

きょうの今年のテーマ。【1月1日(土)】

いつものようにセブンイレブンでたこ焼きを買い、テレビには録画していた番組を映した。個人的に、近年でもっとも年末らしくない年末を過ごしていた。思い返すと、もうちょっと丁寧に過ごしても良かったのかもしれない。初日の出とか初詣とか行ったほうが、正月も安心したのかな、なんて。

ということで、新年あけましておめでとうございます。始まりましたね、2022年。令和で言うと4年だそうですよ。平成4年生まれの僕は、今年で30歳になります。



きょう思いついた今年のテーマは「No!」です。ノーです。否、です。

2021年は地方での生活に目覚めてから、スケジュールが合えばイベントやコミュニティに参加していました。とにかく、参加しまくっていました。そこで繋がった縁から、新たな活動にも発展したこともあります。しかし、あまりに詰め込みすぎて、いずれの活動も疎かになってしまった感覚でした。いわゆる中途半端ってやつです。

だから今年は「No!」と、参加しないという選択肢も持とうと考えています。そのためにも、しっかり自分の目指すべき場所を定める一年にしようと。もはや地方における活動にとどまらず、すべての仕事でもプライベートでも、断るカードを切っていこうと思っているのです。

自分がめざすまちづくりとは。【1月2日(日)】

一般企業へ勤める高校時代の友だちに、今の自分の興味や活動を話してみた。いわゆる地方創生というか、まちづくりの話である。

「やっぱり人材が必要だから、俺は外国人を呼びまくっちゃうな」「聖地つくっちゃえば?〇〇の聖地って、もう言ったもん勝ちじゃん(笑)」。進学校を出てしっかり社会人としてキャリアを積む彼らは、自由奔放ながらも真っ当な意見をくれる。僕は自然と、自分がめざすまちづくりの方向性を考えていた。

心に留まったのは、外国人だなんだとただ多くの人を呼べば良いのか、という議題だ。結論から言うと、僕はそうではなかった。求めているのは、同じ活動やコミュニティに共感したような、いわゆる濃密なコミュニケーションだ。人と人が関わり合いそこから特別な想いが生まれ、関係人口になってくれること。そしていずれは、移住してくれること。それが、僕がめざすコミュニケーション、ひいてはまちづくりなのだと思う。

高校時代の友だちに話さなければ、分からなかった感覚だった。これから新年を進める上で、大切にしたい考えだ。まちづくりを考えるのが好きだという彼らには「今度壁打ち相手になってもらってもいい?」と言っておいた。今後の活動において、まちづくりを考えること、および高校時代の友だちが相談に乗ってくれることは、離さず抱えておきたい感覚である。

寝正月もおしまい。【1月3日(月)】

2年ぶりに再会した従姉妹の家族が、住まいのある栃木県へと帰っていった。いつも年始に宮城へ帰ってくる彼らがいなくなると、お正月モードもおしまいだなあと思う。きっと世間的にも、明日から仕事始めという方も多いだろう。

糸井重里さんのエッセイ『今日のダーリン』で、「寝正月って、じつはポジティブな言葉だと思うんだ」「何もできなかったと捉えるのではなく、ゆっくりできる贅沢があるんだ」みたいなことが書かれていた。たしか昨年の大晦日あたりのお話だったと思う。今回の三ヶ日は、この言葉たちを心に携えて過ごしていた。思えば、ほんとに何もしていなかったなあ。noteの更新も“かろうじて”だったし。

明日から、いや日付が変わって4日から、いよいよ寝正月もおしまいだ。がっつりゆっくりできた分、しっかり働こう。今年は、たのしくナチュラルに稼ぐんだ。未来への扉を拓くため、もっともっとアクションしていこうと思っている。あ、そうだ「No!」と断る勇気も忘れずにね。

自分の「良い」を確立する。【1月4日(火)】

広告の制作会社に勤め出した頃、僕はコピーライターの師匠に、往年の名作コピーを学ぶように言われた。「俺はコピー年鑑を全部暗記していたぞ」なんて言葉をかけてもらった気もする。しかし、なぜそんなに多くのコピーを記憶しなければならないのか、当時は正直いまいちピンときていなかった。一応その界隈で生きる“常識”を身につけるため、なんて解釈していたと思う。

ただ、今ではその指示の意味を理解できる。きっとそれは、社会にとっての「良い」を理解し、ひいては自分にとっての「良い」をも確立するためだったのだ。

世の中へと放たれ、そして書籍にまとめられるほどのコピーには、広告主や世間にとっての「良い」が込められている。多くのコピーをインプットすることには、まずその世間的な評価を理解することにつながる。そして、そのうち自分個人としての“評価の眼”も鍛錬されていく。自分なりの共通点や細かな違いが見えるようになり、あるいは好きと苦手というモノサシも生まれる。すると、自分にとっての「良い」が、徐々に確立されていくのだ。

その感覚が、おそらく個性と呼ばれるものにつながるのだろう。僕は最近、地方や移住に関するオンラインイベントに参加しまくったことで、自分にとって何が良いイベントなのか、はたまた何がそうでないのかが解ってきた。この研究結果が日の目を見ることはもう少し先の話になりそうだが、いざという時に自分の「良い」を示せるよう、しっかりインプットを継続していきたいと思っている。

自分を律するは、他人の存在。【1月5日(水)】

きのう久しぶりに、noteの記事をTwitterでシェアしてみた。決してそんなに多くはないが、わざわざ読みにきてくれた人もいたようだ。ツイートに「いいね」を押してくれた人もいて、単純に、反応がもらえたことを嬉しく思う。

そして、そのツイートは自分へのちょっとした変化ももたらした。これまでより、入念に文章をチェックしている自分がいたのだ。いや、筆も慎重に進んでいただろう。書き手として当たり前のことかもしれないが、Twitterでいわば“告知”していなかった頃は、もう「誰も読んでいないだろう」と投げやりになってしまう感覚もあった。ところが昨日は、そんな自分が少し控えめになったような気がする。

自宅では作業に集中できないけれど、カフェやファミレスだったら集中できるとか。SNSで人前に出るようになったら、外見を気にするようになって綺麗になったとか。きっと自分を律してくれるのは、他人の存在なのだろう。少なくとも、この僕にとってはそうだったようだ。まあ、今さら知ったわけではないのだけれど、改めて感じたことだった。

ということで、2022年はどんどん発信していこうと思う。Twitterに限らず、InstagramやFacebookでも、より自分の存在を知らしめていこう。きっと、こっちとしたらやりすぎと思えることでも、他人はそこまで気にしていないのだと思う。所詮、そんなものだろう。これまでの自意識過剰を脱ぎ捨てて、新たなステップを踏み出したいと思う。

地元の地域おこし協力隊になることに、少し興味が湧きました。【1月6日(木)】

我が地元、宮城県美里町の役場に行ってきました。移住促進やまちおこしを担う「まちづくり推進課」。これまで複数の自治体が集まるオンラインのイベントでお話ししたり、メールでやり取りさせてもらったりはしていました。しかし、オフラインで直接お会いするのは、今回が初めてのことでした。

「ようやくお会いできましたね(笑)」と顔を合わせると、お忙しいのにもかかわらず課長まで対応してくださって。まちに関する話をしていただき、あっという間に1時間が経過しました。

現在、美里では来年度に向けて地域おこし協力隊を募集中。まちづくり推進科の管轄ということもあり、そのあたりの現状や事情なんかも聞かせてもらいました。まちにとっては初となる協力隊の採用活動ということもあり、募集する側としても四苦八苦されているようです。それでも、すでにいくつかの応募があったとも教えてくれました。もちろん、その方々が採用されるかはまた別の話となりそうですが。

美里町出身で最近地域との関わりを面白がっている今の僕にとって、協力隊になることもひとつの選択肢ではあります。ただこれまでは、自分の社会性のなさや飽きっぽさから、他の地域の募集にはあんまり興味が湧きませんでした。しかし、なんだか今日は協力隊に対して、ポジティブな思いを寄せる自分がいました。これから第一号の協力隊が採用される“未開の地”であること、あとはやっぱり地元というバイアスが大きいのかもしれません。なんだか不思議と楽しそうに思えたなあ、地元に協力隊として入り込んでいくこと。

改めて、今後の自分について考えていきたいです。どんな生活を送りたいのか、どんな社会を実現させたいのか。協力隊への着任が目的とならぬよう、しっかりアクションも起こしながら、良い塩梅でアタマとココロを動かしていようと思います。

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