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地方創生に興味ありまくりな29歳コピーライターのブログ。

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【週刊エッセイ#67】何かをやめるのではなく。

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どうも、ぼーの(@nobo0630)です。

上記の画像にもありますが、APEXを始めてしまいました。

“しまいました”というのは、どっぷりハマって時間を費やしているからです。

まあ、ちゃんとやることはやって生きていきたいと思います。

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何かをやめるのではなく。【2月11日(金)】

本当はやめたいのに、ついついやってしまう。わかっちゃいるけど、やめられない。多くの人はそんな習慣や感覚を持っている、あるいは持ったことがあるのではないだろうか。

恥ずかしながら僕は、スマホゲームがなかなかやめられなかった。具体的には、『PUBG』と呼ばれる世界的なバトルロワイヤルゲーム。ピストルやライフルを駆使して相手を倒し、最後の一人になるまで生き残るゲームである。友人に誘われたことがきっかけで、そのゲーム性だけでなくボイスチャットでコミュニケーションを取りながらプレーできることからもハマっていった。もう友人がいなくとも、繰り返し1人で“戦場”へ繰り出してしまうほどだった。

コンテンツ制作や本業に関わる勉強、あるいは営業活動など、もっともっと他にもやるべきことはたくさんあるというのに、気がつけばスマホを横向きに持ってしまう。ただそんな中、僕は最近、そのPUBGをぱったりやめることができた。いったい何があったのか。

新たに『APEX』という、またちがうバトロワをやり始めたのだ。初めはPUBGでの経験があったためそれなりにできるかと思っていたが、想像していたよりもかなり難しい。しかしその分もう一回もう一回と、Mr.Childrenの名曲『HANABI』よろしく何度も戦いに出るのである。



ということで、何かをやめたいと思ったとしてもそれが難しかったら、別のもので塗りつぶしてしまえばいいのだと身をもって感じた。そういえばキングコング西野さんの本にも「いじめをなくすため、いじめっ子にはギター(夢中になれるもの)を渡そう」とも書かれていたはずだ。そうか、こういうことだったのか。

…まあ、そう。わかる。結果バトロワはやってんじゃねーかってね。お言葉ですけど、それは僕が一番思ってますからね。でも楽しいんだよなあ。あ、えぺ仲間、やや募集してます。よろしくどうぞ。

髪を切る前の名残惜しさ。【2月12日(土)】

髪の毛がちょっとうざったくなってきて、美容院の予約をした。1週間もしないうちに、僕は新たな髪型を手に入れていることだろう。今回は久しぶりにパーマもかける予定だから、はてさてどうなることやら。まあ割と、楽しみな気持ちの方が多いのかもしれない。

とはいえ、今の髪の毛たちが名残惜しくも感じられる。「せっかくここまで伸ばしたんだけどな」などと、自分の髪を愛でる側面もある。ちょっとだけ、「いややっぱり予約をキャンセルしようかな」なんて思う瞬間もある。ちょっとだけ。

この感覚は、だいたい美容院の予約をすると芽生えてくる。つまり今ある髪の「終わり」が見えると、なんだか名残惜しくなるのだ。それまでは何とも思っていなかったのに、急に“カウントダウン”が始まる感覚。今でこそ、髪を短くした後に誰かに会うことへの抵抗は弱くなったが、小学生の頃は「切ったんだ!」と変わった自分を見られるのが恥ずかしくも感じられた。誰もそんなに、自分のことなんて見ていないんだけれども。まあそんなこともあり、ついつい名残惜しさを覚えてしまうのである。

フルリモートのフリーランスで活動していることもあり、僕には必ず毎日会うような人はいない。だから、誰かに髪を切ったねと、変に指摘を受けることもない。それはそれで良いとして、自分の中で名残惜しさが生まれていることは確かである。今の僕は、絶賛カウントダウン中なのである。

「終わり」は、儚い。だからこそ大切。だからこそ名残惜しい。そしてふと髪の毛以外にも、「終わり」があるものを大事にしていきたいなあなんて大げさなことも思った。誰かとの関係性とか、自分自身のいのちとかね。

テクテクワクワク。【2月13日(日)】

自宅近くのコンビニエンスストアへ、散歩をすることが好きである。夕方頃、仕事の合間に休憩がてらテクテクと。あるいは深夜を迎える頃、夜食や翌日の朝食に何を買おうかワクワクと。西へ歩けばセブンとローソン、東へ歩けばファミマとデイリー。頭の中で「どれにしようかな」と唱えながら、ヘンな話ディズニーランドに行くよりも胸を躍らせて歩いている。深夜とか特にね。あ、僕あんまりアニメの映画は観ないのでね。

なぜコンビニへテクテクすることがワクワクするのか。まさに今日ふと、セブンイレブンへ歩きながら考えてみた。するとそこには、背徳感があるのではないかと今は思っている。

まずは、商品が割高であること。例えば同じ500mlの飲料品を買うのならば、スーパーやドラッグストアで買った方が割安だ。ただ、店舗のコンパクトさや会計の早さ、単純な自宅からの距離など、巧みに自分を言い負かしコンビニを利用する。つまりこれがひとつ目の背徳感である。
もうひとつは、ジャンクフードに宿る背徳感。僕がコンビニで買うものは、菓子パンやカップラーメン、あとは冷凍のたこ焼き。いずれも身体的健康というよりも、精神的健康を保つための食品である。とまあそれっぽく書いたけれども、できれば食べない方が良いだろう。それでも、食べてしまう。美味しいから、あるいは楽しいから。食べちゃうようね。深夜とか特にね。(2回目)

分かっちゃいるのに、やめられない。それでも僕は今日、コンビニへ行った。おそらく明日も明後日もその次の日も、全然行く可能性はあるだろう。ただ、この先も別に背徳感を味わいに行くのではない。あくまで、その名の通り便利だからだ。街中に構えるそいつらにどっぷり甘えて、これからも僕は生きていくのである。

迷ったらとりあえず、動いてみる。【2月14日(月)】

時刻は23:33。毎日設けている〆切の23:59まで、20分ほどとなった。しかし、未だ明確なネタは浮かんでおらず、どうしようどうしようと、小さな部屋をうろうろ。ただ結局、とりあえず書き出すしかないよなあと、パタパタとキーボードを鳴らしている。

そういえば、先日取材させていただいた起業支援されている方が「起業家自身が動かなければ、支援家をはじめとする他の人がどうすることもできない状況もある」と、会話の中でおっしゃっていた。まあ個人的には、客観的に苦しそうに見える時でもそこに留まっていられたら救いようがない、みたいなことがあるんだろうなぐらいの解像度の低い解釈なんだけれども、妙に印象的なのである。たしかににっちもさっちも行かない状況を抜け出すためには、まずは一歩前に進むなり後ろに下がるなりする必要もあるよなあと。いま思えば、僕はいっちょまえに共感していたのかもしれない。

ということで、ほらね。とりあえず書いてみたらもう400文字を超えているんだ。段落にして三段落目。別に起業家じゃなくたって、迷ったり悩んだりしたら動いてみることって重要なんだろうなあ。そして案外、多くの人の日常の中でも言えることなんだろうなあ。

まあわかるよ、その動くまでがまた大変なんだって人もいるはず。というか僕自身にもそんな側面はある。でも、それもそれでひとつ“味”だと思いたいよね。「動かない」って答えがしっかり肯定されてもいいと思いたいね。せっかく世界は広いんだしね。

撃たれて、負けて、強くなる。【2月15日(火)】

世界的バトルロワイヤルゲーム『APEX』を始めて、ちょうど1週間が経った。『PUBG』という他のバトロワの経験があったっとはいえ、想像していたよりもずっと難しい。でも経験値は着実にたまり、レベルは順調に上がっている。レベルが上がるとそれ相応の敵とマッチするようになり、数字に自分が追いついていないようで、ちょっとした焦りや虚しさみたいなものもある。

撃たれて負けて、ゲーム内のロビーに戻ってくる。そして再び戦場に赴き、また負けてロビーへ。何度も何度もそれを繰り返して、時に自分へ苛つくこともある。ただ、僕よりプレイを繰り返している“先輩”は「何度も戦って負けないと上手くならない」と言っていた。まったくもって、その通りだよなあと思う。

もはやAPEXに限った話ではないだろう。何事も失敗や反省を繰り返して、人は成長する。仕事や恋愛だってそう。むしろビビって“戦場”に赴くことすらせず、負けられもしない方が危うい。その先に向上する可能性は、ほぼ皆無に等しいはずだ。

自戒の意味も込めて、ここに記しておこう。ちゃんと撃たれること。負けること。そして、いつか撃ち返せるように、努力すること。今後も続く人生という戦いにおいて、常に心がけておきたいことである。

…最近なんだかスケールでかくして誤魔化してんな。笑

美容室の関門を超えて。【2月16日(水)】

美容室へ行ってきた。29歳にして何度目のそれかは分からないが、未だに緊張する場所である。気心の知れた友人のような美容師が見つからない限り、一生付きまとう感覚なのだろう。ちなみに僕は、上京してからのほとんどをカットモデルとして格安でお手入れしてもらっており、美容室を転々としている。だからまあ、その代償のひとつが緊張ということだろうか。

施術に入る前の「今日はどんな感じにしましょうか?」から始まるコミュニケーションが、勝負の分かれ目。そこでどれだけ自分の思いを伝え、美容師さんと意思疎通を図れるか。鏡越しにどれだけ同じ青写真を描けるのか。席に座るや否や、唯一と言ってもいい関門が僕を待ち受ける。

とはいえ、以前に比べたら最近は、だいぶマシになった方である。Pinterestで見つけたヘアカタログの画像を見せて、あとはプロにお任せ。彼らは僕の頭をペラペラとめくりながら、完成像を頭に描いてくれる。そして僕は、さらりと出てくる専門用語など分からないことに対しては、はっきりとクエスチョンマークを示す。これで、自分が密かにモヤモヤした状態でハサミを入れられることはなくなってきた。おかげで今回も、納得の仕上がりである。美容師さんに感謝を申し上げたい。もちろん見てないと思うけど。

ところで、施術中は皆さんどうお過ごしだろうか。僕はせっかくだからと、美容室の中をキョロキョロと観察している。あるいは、髪を美容師さんの手つきをジロジロと見つめている。飴細工の職人を見てるとワクワクしてくるでしょ、あれに近いんじゃないかって思ったんだよね。気づけば今日も、スマホを手に取らずだいぶ観察しちゃってたなあ。

スラスラ加減。【2月17日(木)】

明日、地元の宮城県美里町へ日帰りで行ってくる。先月末に応募した地域おこし協力隊の二次選考・面接へ臨むためである。つまり、まあ改めて言うまでもないが、一次の書類選考はどうやら通っていたようである。

先ほど「地域おこし協力隊 面接」で検索してみたら、それなりの質問リストがヒットした。別に舐めているつもりはないが、僕はPCの画面を眺めながら、そのどれもにちゃんとスラスラ回答できるような気がした。思えば応募用紙を書いている時も決して筆が止まることがなく、スラスラと項目を埋められていたような気がする。まあ、実際はキーボードを叩いていたわけだけれども。

このスラスラ加減が、僕が協力隊に応募した所以なんだろうなと改めて感じた。それに、明日の面接へのちょっとした自信にもなっている。まずは仙台に向かうために寝坊しないよう、しっかりアラームをかけて眠りにつきたいと思う。帰りには牛タンでも食べてこようかなあ、という妄想もちゃっかり頭の中にはあったりしている。

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