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地方創生に興味ありまくりな29歳コピーライターのブログ。

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【宮城県】県北の栗原市へ「お試し移住」! さまざまな環境や人に触れた3泊4日。【体験記】

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どうも、ぼーの(@nobo0630)です。

現在、僕は東京都在住なのですが、近い将来地元の宮城県へUターンすることを計画中です。ここ半年間は宮城に通いまくり、移住する前にさまざまな人や地域を知ることに尽力しています。

4月は宮城県南端の丸森町へ1泊2日で行ってきまして、そして5月は県北に位置する栗原市へ行ってきました🚄

「お試し移住」という制度を使ったので宿泊費は無料(布団代は別途)でしたし、3泊4日というスケジュールで栗原市役所の職員さんに厚いもてなしをいただきつつ、じっくりたっぷり地域を楽しめましたよ☺️

ちょっと時間が経ってしまいましたが、今回はその模様をお送りしていこうと思います。

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(今回お邪魔した栗原市の場所はこちら。岩手県と接しています)

1日目は20時頃に移住体験住宅へ到着。

じつは栗原には昨年の10月に半日ほどお邪魔していまして、今回は2度目の往訪でした。今年の正月には市役所に遊びに行ったりして(笑)、市役所の方々とは関係性を築けています。

今回、僕が栗原市のJRくりこま高原駅に着いたのは、夜の7時頃でした。それまで別の地域で用事があったので遅めになってしまいましたが…それでも、市役所の「定住戦略室」に勤めるケイさんが車で迎えにきてくれました。

前日までのMessenger のやり取りでは「何時でも大丈夫ですよ!」と言っていただき、本当に感謝です🙇‍♂️

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(くりこま高原駅に到着。仙台駅と2駅離れています)

僕が改札を出たとき、ケイさんは「おかえり」と言ってくれました。僕はおちゃらけて「ただいま!」と返しましたが、そのシーンは今でも印象的です。おかえりって嬉しいなあ、なんて。

そして道中コンビニにも寄ってもらいながら、駅から26kmも離れた「移住体験住宅」へ(栗原はまじで広い笑)🚙

家具家電や食器は揃っていて、部屋数も多くて広々とした家。水回りもキレイでしたし、家族での移住体験にも向いてそうです。もう1人では広すぎて、逆に落ち着きませんでした。いや、良い意味でね。笑

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(移住体験住宅のリビング。まじ何畳あんねん。)
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(まじ何畳あんねん。②)

あと嬉しかったのが、ポケットWi-Fiも無料で用意してくれていたこと。スマホやPCが大好きな僕は、とても快適におうちでの時間を送れました😊

1日目はこのままケイさんにおうちの説明をいただき、解散となりました。翌日またアテンドのため、車で迎えに来てくれるとのこと。

いま思い返すと、だいぶVIP待遇です。こんな小僧1人のために、わざわざ市役所の職員さんがアテンドしてくれるわけですからね。この温かい人柄が、本当にありがたいです🙏

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(広くてキレイなお風呂。普段はシャワーだけですが、ここぞとばかりに湯船を楽しみました)
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(色味がかわいいトイレ。当たり前のようにウォシュレットが付いています)

▼栗原市の「お試し移住生活体験事業」▼
www.kuriharacity.jp

朝から晩まで盛り沢山の2日目。

ちゃりんこで、近くの道の駅へ。

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(道の駅 路田里 はなやま。自然がえぐい)

2日目は朝から活動。まず、移住体験住宅のガレージに格納された自転車で、近くの道の駅へ行きました🚲

さっそく自分へのお土産に地元のお酒「栗駒山」と、朝ごはんに「まぼろし製菓本舗 」のうすかわ饅頭を購入。

東京から移動してきて1発目の朝だったので、“The 大自然”という風景に圧倒されていました。なんというか、首都圏とは同じ日本とは思えないくらい(笑)。このちがいこそが田舎の魅力なんだろうなあと思いつつ家に戻り、11時頃にケイさんが車で迎えにきてくれました🚗

別名“栗原のアジト”?

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(Coワーキングスペース DANGOYA)

まずは空き家を一部DIYした「CoワーキングハウスDANGOYA」へ。その名の通りかつての団子屋さんをリノベーションした場所で、市役所と地域が管理しているそうです。

ここには湖畔を望むウッドデッキがあり、しばしば移住に関するイベントや個別相談に使われています。僕も画面越しに何度か見たことがあり、本物のDANGOYAに興奮してしまいました😆

ケイさんは何気なく「うちらのアジトです」と案内してくれましたが、なんだかワクワクしますね。アジトという響き。笑

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(新たに増設されたウッドデッキ。ここでBBQをやることもあるんだとか)

お昼は絶品お蕎麦を堪能

その後は山間の街道沿いに位置する「花舞の里」でお昼ごはん。

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(栗原の自然と「花舞の里」)

まずロケーションがめちゃくちゃ良い。見てくださいよこの写真。特に首都圏にお住まいの皆さん、これ日本ですよ?笑

いただいたのは、ケイさんおすすめの天ぷらとざるそばのセット。個人的に「地方に行くと美味しい蕎麦屋さんありがち」というあるあるを確立できつつあるんですが(丸森でも食べたしね)、今回も美味しゅうございました😋

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(これで1400円くらい、だったかな。今度からちゃんとメモります)

▼花舞の里▼
tabelog.com

“ジオ”を考える協力隊の方とおしゃべり

お腹を満たした後は、「栗駒山麓ジオパーク」へ。あ、ジオパークってご存知ですか?僕はもちろん知りませんでした🤪日本ジオパークネットワーク公式サイトから引用すると、以下の通り。

「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。(中略)ジオパークでは、これらの「ジオ」「エコ」「ヒト」の3つの要素のつながりを楽しく知ることができます。

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(「栗駒山麓ジオパーク」。どこ撮っても同じような構図になる)

日本で認定された43地域のジオパークのひとつで、2008年の岩手・宮城内陸地震を原因として栗原で起こった自然災害を紐解きつつ、人が自然災害との付き合い方を考える場所です。

ここでは、栗原市の地域おこし協力隊として勤務しているハセガワさんとお話できました。学生時代の頃から“ジオ”を学んでいたという僕と同世代の彼女は、ジオパークの存在が決め手となって栗原への移住を決めたそう。

正直、そんなことある?と思いましたが(笑)、面白いストーリーだなあと思ってめちゃくちゃ質問しちゃいました。物腰柔らかくて接しやすかったなあ。

▼栗駒山麓ジオパーク▼
geopark.jp

自給自足の生活を目指す協力隊の方ともおしゃべり

ジオパークの後は、これまた地域おこし協力隊のサクラバさんのおうちへ。

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(“櫻庭邸”と呼ばれている模様。笑)

サクラバさんは関東での農業に関するメディア業を通して、自給自足で暮らしたいと考え始めたそう。そこで栗原で大きな空き家を借り広い農地を得て、地元の方々に指導を受けながら農作業に取り組んでいるようです。また民宿の経営にも興味があるらしく、空き家のリノベーションも並行して行っておられました👏

そして地方の学生を対象としたコミュニティ活動にも携わっているみたいで、ここでもいろいろ話を聞いてしまいました。僕がこれからやりたいことに対してのアドバイスなんかもしていただいて、とても楽しい時間でしたね。

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(一面に広がるサクラバさんの利用可能な農地。バカ広い。笑)

夜には再びDANGOYAへ。

そしてここらで夕方となり、僕はいったん移住体験住宅へ帰還。シャワーを浴びて歯ブラシを持って、その後は先ほどの「DANGOYA」でケイさんと晩酌を交わしました。

夕ご飯には地元の『丸勝食堂』のテイクアウトをご用意いただきました。食べログを見てみるとカツカレーが美味しいお店のようですね。このお弁当もとてもおいしかったです😋ケイさんお気に入りの『グリーンラベル』とともに(笑)、気がついたら移住や地方について語り合っていましたね。

そしてあっという間に深夜となり、この日は2人でDANGOYAに宿泊。まさか市役所の方と布団を敷いて寝る日が来るなんて。こんなことってあります?笑

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(グリーンラベルとお弁当。グリラベ(?)はたしかに飲みやすくて美味しいかもです)
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(オープンThe弁当)

▼丸勝食堂▼
tabelog.com

3日目はお隣の登米市へ。

DANGOYAで目覚めた3日目は、栗原の隣の登米市へ。

登米の地域おこし協力隊の方と事前に約束して、街をアテンドしてもらっちゃいました🚐

現在のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の舞台にもなっている登米市には、個人的に人生で初めて行きました。

そんな3日目の模様は、また別の記事でお送りしていきたいと思います。

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(清原果耶さん主演『おかえりモネ』。僕はすっかりハマってます)

あっという間に栗原の4日目。

コミュニティ活動の拠点で交流。

あっという間に迎えた最終日の4日目。この日は3日目に引き続き、ケイさんの部下にあたるダイさんが移住体験住宅へ迎えに来てくれました。

余談ですがダイさんと僕は同じ高校の出身でして、とりあえず親近感がすごいです☺️笑

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(花山地区のふるさと交流館。相変わらず空が広いね)

この日はまず、移住体験住宅もある花山地区のコミュニティ活動を取り仕切る「ふるさと交流館」へ連れて行ってもらいました。

ここでは生まれも育ちも栗原で元市役所職員のササキさんと、地域おこし協力隊のツツイさんと4人で交流。

ツツイさんは関西出身で?関東で仕事をして?そんで今、東北みたいな。仕事も芸能関係の仕事や何やらを経て、今は協力隊として農業に取り組んでいるという、ちょっとヘンな人です🙄

…いやいや、もちろん良い意味でね(笑)。一見大人しいんだけど、その個性的な生き方や語り口に惹かれる自分がいました。ぜひまたお会いして話したいです。

ボリューム満点のランチ。

そしてお昼前に交流館を出てからは、地元の『和洋レストラン チロル』へ。

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(和洋レストラン チロル。外観からも雰囲気あるっしょ)

ここは“デカ盛り”で有名なお店らしく、たしかに改めて食べログを見てみると、「デカ盛りレストラン」や「ボリューム満点」などといった文言が目に入ります😳

メニューも定食から洋食まで、実に豊富なラインナップ。僕はとんかつ定食を頼みましたが、あまりの量にご飯が全然減らない現象に陥りました。(笑)

学生時代に戻って部活終わりにガッつきたいお店ランキング(?)堂々の1位です。

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(とんかつ定食。このボリュームでなんと980円。)

▼和洋レストラン チロル▼
tabelog.com

これにて、栗原での3泊4日が終了。

チロルを後にしてからは、JRくりこま高原駅へ。

夕方発の仙台→上野の新幹線を予約していたので、3日目からずっとお供してくれたダイさんに見送られながら改札をくぐり、2つ隣の仙台駅へと向かいました🚄

僕を車で案内してくれたケイさんダイさんをはじめ、栗原の皆さんには感謝しかありません。この場を借りてお礼を言いたいです、ほんとうにありがとうございました🙇‍♂️

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(さらば栗原。きっとまた来るぜよ)

一番の観光資源は、人。

ということで、とにかく盛りだくさんな4日間を送れました。

こうして書いて改めて振り返ると、ほんとうに人に恵まれた旅だったと感じています。

栗原の一番の観光資源は人】との文言をとあるWebサイトで見つけましたが、まさにその通りだったなあと。

実家の美里町とは遠くないですし、今後また帰省したときなど、遊びに行きたいと思っています😎きっとすてきな人々が、また僕を温かく迎えてくれると思えますからね。


長くなりましたが、今回の記事はこんなところ。

またどこかへ行ったら、このブログに記しておきたいと思います。「お試し移住」という制度に甘えつつ(笑)、まだまだいろんな場所に足を運びたいと思っていますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ぼーの(@nobo0630)でした。

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